
ミズノの「アクロススピードS-01(ACROSPEED S-01)」は、
相手に考える時間を与えない“速球”を武器にできる、後衛向けスピード特化ラケットです。
しかし、ラケットの性能をしっかり引き出すためには、
自分のプレースタイルに合った ガット選び と テンション設定 が欠かせません。
アクロススピードS-01に最適なガットはこれ!
まず結論をお伝えすると、
アクロススピードS-01と最も相性が良いのは、
反発力が強く、弾きの良いモノフィラメント系ガット です。
モノフィラメントは、芯が一本で構成されたストリングで、硬さ・反発・直線的な弾道を作りやすい特徴があります。
これらはすべてS-01の「スピードを生かす設計」と非常に相性が良いため、後衛プレーヤーに強くおすすめできます。
中でも、ミズノ純正の「モノファイバースピード」と「クロスファイバーダッシュ」は、ラケットの設計思想に合わせて作られているため、最適な組み合わせといえるでしょう。
他社ではYONEXの「サイバーナチュラル シャープ」、GOSENの「ソニックブロー」などがあり、いずれも反発性能に優れた後衛向けの人気ガットです。
モノファイバースピード
クロスファイバーダッシュ
なぜアクロススピードS-01には反発系ガットが合うのか
アクロススピードS-01は、フレーム自体がスピードを生むよう設計されています。
軽量ながら、高い剛性を持つグラファイト素材が多く使用されており、しなりによる“ため”よりも、ボールを弾いてスピードに変える性能に優れています。
また、トップライト寄りのバランス設計になっているため、ラケットの先端が軽く、ヘッドを振り抜きやすいという特徴もあります。
その結果、スイングスピードが自然と上がり、速い打球を生み出しやすくなるラケット構造なのです。
こうしたラケットの特性を最大限活かすには、ガットもボールを素早く弾き返すタイプが求められます。
モノフィラメント系ガットは球離れが速く、反発が強いので、S-01のスピード設計と非常に良いシナジーを生み出します。
逆に、柔らかくホールド感の強いマルチフィラメントは球持ちは良いものの、弾きが弱くスピードが出にくいため、S-01の強みを十分に引き出しにくいケースがあります。
アクロススピードS-01と相性が良いガット比較&選び方ガイド

ここでは、S-01におすすめのガットを、特徴とともに詳しく解説します。
■ ミズノ純正ガット:最適な組み合わせと言える理由
まず「モノファイバースピード」は、非常にシャープな打球感で、球離れの速さと反発の強さが特徴です。
S-01のフレーム特性と組み合わせることで、スイングした方向にボールがスッと伸びていく感覚が得られます。
速いボールで相手を後ろに下げたい後衛には理想的な選択です。
次に「クロスファイバーダッシュ」は、反発とホールド感のバランスが良く、直線的なスピードボールはもちろん、ドライブ回転をかけたショットにも向いています。
「スピードと回転の両方が欲しい」という選手に特に評価されています。
■ 他社ガット:後衛に愛用者が多い理由
YONEXの「サイバーナチュラル シャープ」は、モノ系らしい硬さと反発の中にコントロール性能もあり、スピードの中に安定感を求めるプレイヤーに向いています。
GOSENの「ソニックブロー」はとにかく反発力が強く、力強いストロークが持ち味のプレイヤーに愛されています。
直線的で速いボールを連発したい選手には最適です。

アクロススピードS-01のテンション(張力)完全ガイド【最新版】
ここからが今回大幅に追加した、より専門的なテンション解説です。
後衛にとってテンション設定は、ガット選びと同じくらい重要なポイントです。
S-01の推奨張力は「25〜35ポンド」ですが、
実際には プレースタイル・スイングスピード・ガットの種類 によってベストな数値は変わります。
ここでは「どう選べば最適になるのか」を丁寧に解説します。
■ モノフィラメント系なら「27〜30ポンド」が黄金ゾーン
S-01のスピードを最も引き出せるのは、モノフィラメントを27〜30ポンドで張ったときです。
27ポンド前後では、弾きの良さが強調され、ボールがスッと伸びるようなスピード感を得られます。
特に学生後衛や、試合で相手を押し込みたい選手に人気の張力です。
一方、29〜30ポンドにすると、スピードは保ちつつもコントロールが安定し、強めに振ってもアウトしにくくなります。
社会人プレイヤーや安定感を優先したい人には、この張力が最も扱いやすいでしょう。
■ マルチ系は飛びすぎを防ぐため「30〜33ポンド」が目安
マルチフィラメントは柔らかく反発が控えめなため、「飛ばないのでは?」と思われがちですが、実際にはS-01の硬さと組み合わせたときに飛びすぎることがあります。
そこで、モノ系よりも 2〜3ポンド高め の張力が適しています。
球持ちの良さを重視したい選手や、スイングがあまり速くない中級者には、この設定が安定した軌道を作りやすいでしょう。

■ スイングスピードで選ぶ考え方
スイングスピードが速い上級者は、硬めの張力でも打球がしっかり伸びるため、30〜33ポンドのような高めのテンションでも扱いやすくなります。
逆に、初級〜中級レベルでスイングスピードがそれほど速くない場合は、25〜28ポンドあたりの低めのテンションで飛びを補う方が打ちやすく感じられます。
■ 季節で変えるという大事なポイント
ガットは温度によって性能が大きく変わるため、季節による調整も重要です。
冬場はガットが硬くなり、ボールが飛びにくくなるため、通常より 2ポンドほど低め にすると普段と同じ打球感に近づきます。
逆に夏場はガットが緩みやすく、飛びすぎる傾向があるため、2ポンドほど高め にするのが一般的です。
■ 実際のS-01ユーザーの傾向
実際にショップや大会で使用しているプレイヤーを見ると、
最も多いのは 29〜30ポンド の張力です。
学生はスピード重視で 28ポンド前後、
社会人後衛や安定感を求める選手は 30〜32ポンド と、
スイングスピードや試合のスタイルによってテンションを使い分けています。
25ポンド以下は、S-01の硬さと相まって球が暴れやすくなるため、あまりおすすめされません。
ベストなガット選びでS-01のスピード性能を最大化する方法【まとめ】
アクロススピードS-01の強みを最大限に活かすには、
ガットとテンションの選び方が非常に重要です。
反発力のある モノフィラメント系ガット を選び、
自分のスイングに合わせて 27〜30ポンド前後 を中心に調整することが最もおすすめです。
スピードで押し切る後衛プレーヤーであれば、
この組み合わせが間違いなく大きな武器になります。
また、季節ごとの微調整や、自分のプレーの変化に合わせた張力の再調整も大切です。
特に大会の前は、普段より1〜2ポンドほど調整しておくことで、より安定した打球感を得られることがあります。
あなたのアクロススピードS-01が、
これまで以上に“伸びるボール”を生み出せるよう、ぜひ今回のガイドを参考にしてください。
モノファイバースピード
クロスファイバーダッシュ

