
はじめに|ボルトレイジ7S・7V・ステアで迷っている人へ
ヨネックス(YONEX)のソフトテニスラケットの中でも、
「ボルトレイジ 7S」「ボルトレイジ 7V」「ボルトレイジ 7S/7V ステア」は、
中学生〜一般の競技プレーヤーまで幅広く人気のシリーズです。
しかし、
- 7Sと7Vって何が違うの?
- ステア(STEER)は別物?軽いって聞くけど実際どう?
- 前衛・後衛でどれを選べばいいの?
と迷ってしまう人も多いはずです。
この記事では、
- ボルトレイジ7S・7V・ステアの違い
- 前衛・後衛・中学生に向いたモデル選び
- 重さ(サイズ)や素材、打球感の違い
を、専門用語をできるだけやさしくしながら解説していきます。

ポジションとプレースタイルでモデルを選ぶのが正解
最初に結論からお伝えすると、ボルトレイジ7シリーズ+ステアはこう選ぶと失敗しにくいです。
- 後衛でストローク中心 → ボルトレイジ7S(7Sステアを含む)
- 前衛でボレー・スマッシュ中心 → ボルトレイジ7V(7Vステアを含む)
- 軽くて振りやすいラケットが欲しい中学生・女性 → 7S/7V ステア
- よりパワフルでスピードボール重視の中上級者 → 通常の7S/7V
ヨネックス公式でも、
- 7S=ストローク重視モデル
- 7V=ボレー重視モデル
としてラインナップされており、ステアも同じコンセプトの軽量版として位置づけられています。

なぜ違う?|ボルトレイジ7S・7V・ステアのコンセプトの差
スピードボール×爽快な打球音という共通コンセプト
ボルトレイジ7シリーズ全体の大きなコンセプトは、
「ヨネックス史上最速のスピードボール」と「爽快で澄んだ打球音」
そのため、7Sも7Vもステアも、
- 新カーボン素材「トレカ®M40X / M46X」などの高弾性カーボン
- 専用フレーム形状「VOLTRAGE FRAME(ブリッツフレーム)」
- 新ストリングパターンやグロメット構造
といったヨネックス独自のテクノロジーを搭載し、ボールの弾き・スピード・打球音を高いレベルで実現しています。
7S・7Vで違うのは「どんなショットに特化しているか」
- 7S:ストローク重視(後衛向け)
- ストロークやロブ、ドライブなど後衛ショットで威力を発揮
- 面安定性とボールのつかみ感を重視
- 7V:ボレー重視(前衛向け)
- ボレー・スマッシュ・プッシュなど、ネットプレーでの素早い弾きが得意
- 操作性と反応スピードを重視
また、ショップ表記では、
- ボルトレイジ7S → 【後衛モデル】
- ボルトレイジ7V → 【前衛モデル】
として販売されていることも多く、ポジションごとの役割がはっきりと分かれています。
ステアは「軽量モデル」+「打球衝撃を約10%緩和」
ステア(VOLTRAGE 7 STEER)は、
- 軽量で操作性が高い
- 頭部グロメットに軟質素材を採用し、打球衝撃を約10%緩和
という特徴を持つ、中学生・中級者向けの優しいボルトレイジです。
- ボールスピードは維持しつつ、
- 振り抜きやすく、
- 肘・手首への衝撃を減らす
ように設計されています。

スペック比較|7S・7V・7Sステア・7Vステアの違いを表で確認
※数値は代表的なスペックの一例(ULサイズ)で、ショップ表記や公式情報をもとにした目安です。
| モデル | ポジション目安 | コンセプト | 重さ(サイズ) | バランス目安 | 特徴的なポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| ボルトレイジ7S | 後衛 | ストローク重視 | 約235g前後(UL) | 約290mm | 強いストロークとドライブで相手を押し込む後衛モデル |
| ボルトレイジ7V | 前衛 | ボレー重視 | 約235g前後(UL) | 約275〜285mm前後 | 素早いボレー反応と鋭い弾きで前衛をサポート |
| ボルトレイジ7S STEER | 後衛寄り | 軽量ストローク重視 | 約220g前後 | 軽量+標準バランス | 打球衝撃を抑えた軽量ストロークモデル |
| ボルトレイジ7V STEER | 前衛寄り | 軽量ボレー重視 | 約220g前後 | 軽量+ややトップライト | 軽くて素早いラケットワークを実現する前衛向け軽量モデル |
どのモデルも、
- リアクトレジンによる軽量化と柔らかさの両立
- VDM(バイブレーションダンプニングメッシュ)による衝撃吸収
- M40X / M46Xカーボンによる高強度・高弾性
といった共通テクノロジーを搭載しています。

モデル別解説|ボルトレイジ7S・7V・ステアの特徴
ボルトレイジ7S|後衛向けストローク重視モデル
ターゲット:
- 後衛プレーヤー
- 中上級者〜競技志向のプレーヤー
- ストロークやドライブで得点を取りたい人
特徴:
- フレーム形状とストリングパターンにより、ボールのつかみが良く、強烈なドライブショットを打ちやすい
- 高弾性カーボンにより、スイングスピードが上がっても打球がしっかり飛ぶ
- 面安定性が高く、ラリーで打ち負けにくい
こんな人におすすめ
- 打ち合いで相手を後ろに押し込みたい
- ロブやカットサーブ、シュートボールなど、多彩なストロークを使いたい
- ガットはCSG・サイバーナチュラル系など、反発とスピンのバランスを取りたい
ボルトレイジ7V|前衛向けボレー重視モデル
ターゲット:
- 前衛プレーヤー
- 中上級者のダブルスプレーヤー
- 速いテンポのボレー・スマッシュでポイントを狙いたい人
ヨネックス公式では、7Vはボレー重視モデルと明記されており、前衛ポジションでの機動力を意識した設計となっています。
特徴:
- 素早いラケットワークを可能にするバランス設計
- 弾きの良さとボールスピードで、決め切るボレー・スマッシュが打ちやすい
- ネット際での細かいタッチショットにも対応しやすい
こんな人におすすめ
- とにかくネットで決めたい前衛
- レシーブから一気に前に詰めてプレッシャーをかけたい
- 弾きの良いガット(CSG、CSG125、POLY系とのハイブリッドなど)で攻撃的にいきたい
ボルトレイジ7S STEER|軽量後衛向けストロークモデル
ターゲット:
- 中学生後衛
- 力に自信がないけれど、ボールスピードは欲しいプレーヤー
- 軽いラケットでフォームを固めたい人
特徴:
- 通常の7Sよりも軽い約220g前後の設計
- 頭部グロメットに軟質素材を採用し、打球衝撃を約10%緩和(従来品比)
- ボールスピードを維持しつつ、腕や肘への負担を軽減
こんな人におすすめ
- 初めての「本格的な後衛ラケット」としてステップアップしたい中学生
- 長時間の練習でも疲れにくいラケットが欲しい
- 将来的に通常の7Sにステップアップしたいので、感覚を近づけておきたい
ボルトレイジ7V STEER|軽量前衛向けボレーモデル
ターゲット:
- 中学生前衛
- 女性プレーヤー前衛
- 軽量ラケットで素早い動きをしたい人
特徴:
- 軽量設計+ボレー重視のフェイス形状
- 素早い振り抜きで、レシーブ・ブロック・プッシュボレーがやりやすい
- ステア共通の軟質グロメットで、衝撃を抑えたマイルドな打球感
こんな人におすすめ
- これから本格的に前衛を始めたい中学生
- 重いラケットだと振り遅れてしまう
- 「前衛だけど、あまり手首・肘を痛めたくない…」という人

実践的な選び方|あなたはどのボルトレイジが合う?
前衛プレーヤーの場合
- ガチガチの競技志向・高校〜一般 → ボルトレイジ7V
- 中学生・女性、軽さ最優先 → ボルトレイジ7V STEER
後衛プレーヤーの場合
- 球威と回転で押したい → ボルトレイジ7S
- 振り抜きやすさと扱いやすさ重視 → ボルトレイジ7S STEER
ダブルスで前衛・後衛どちらもやる人
- どちらもそこそここなしたい → 7VS(バーサス)も選択肢ですが、
「前衛寄りが多いなら7V系」「後衛寄りが多いなら7S系」という決め方が分かりやすいです。

まとめ|7S・7V・ステアの違いを理解して、自分に合う1本を選ぼう
最後にもう一度、ポイントを整理します。
- 7S=ストローク重視の後衛モデル
- 7V=ボレー重視の前衛モデル
- 7S/7V STEER=それぞれの軽量版で、中学生や女性にも扱いやすいモデル
- どのモデルも、ヨネックス独自の高弾性カーボンやVDM、グロメット構造により、スピードボールと爽快な打球音を実現
ラケット選びで一番大事なのは、
「自分のポジション」と「どんなプレーをしたいか」 です。
- 前衛でネット勝負をしたいのか
- 後衛でストロークラリーを制したいのか
- 軽さを取るか、パワーを取るか
この記事をベースに、あなたのプレースタイルにぴったりな
「ボルトレイジ7S」「ボルトレイジ7V」「ステア」を選んでみてください。

