ソフトテニス

はじめての1本でも、買い替えでも、「ヨネックス(YONEX)にするか、ミズノ(MIZUNO)にするか」で迷う人は多いはず。
この記事では歴史/人気/代表シリーズ/打球感の傾向/デザイン/価格帯/サポートなど、プレイヤーが判断材料にしたい点を一枚にまとめました。

個人的な見解も少し入れると、機能(性能・技術)はヨネックス、デザインはミズノが推しです。最終的にはあなたのプレースタイルと「好き」が噛み合う方を選ぶのがベスト。


ざっくり結論(先に答えを知りたい人向け)

  • コントロール&回転重視で「くわえ込み」感が好き → ヨネックスのGEOBREAK系。上級者のラリーでも面安定と回転を出しやすい設計。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)
  • スピード&“弾き”で押したい、爽快な打球音が欲しい → ヨネックスのVOLTRAGE系(7/8世代)。シャフト剛性×フェイスのたわみ設計で初速と“澄んだ打球音”。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1
  • シャープで都会的なカラーや造形が好き、かつ前衛・後衛で系統を選びたい → ミズノのDIOS/ACROSPEED/D-FORCEから、ポジション別に。公式で前後衛やタイプの絞り込みがしやすい。Mizuno Japan+1

ブランドの“らしさ”を知る

ヨネックス:技術ドリブンで「打球感」を作り込むメーカー

  • 1946年創業。70年代にソフトテニス参入。以降、ラケット形状やカーボン積層、バランス設計などの技術訴求が強いのが特徴。ウィキペディア+1
  • GEOBREAK:螺旋シャフトなどで“くわえ込み×回転”を高める設計。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)
  • VOLTRAGE:シャフト剛性+フェイスのたわみ、ストリング可動域の拡張で“弾き×初速×澄んだ打球音”。最新の“02 VOLTRAGE FRAME”など新機構も積極投入。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)

ミズノ:100年以上の総合スポーツブランド、造形・カラーの完成度が高い

  • 1906年創業の老舗。競技を横断したモノづくりとデザイン力に定評。Mizuno Corporation+1
  • DIOS:後衛向け上位機でカーボン素材“CARBON80”採用モデルなど、剛性とパワーを両立。カラー展開も洗練。Mizuno Japan
  • ACROSPEED/D-FORCE:スピード系・パワー系など、タイプ別に選べるライン。公式のカテゴリ分けがわかりやすい。Mizuno Japan

代表シリーズの比較(現行中心)

観点ヨネックス GEOBREAKヨネックス VOLTRAGEミズノ DIOS / ACROSPEED / D-FORCE
打球感の軸くわえ込み・回転・面安定弾き・初速・高い打球音タイプ/ポジションで最適化(後衛DIOS、スピード系ACROSPEED ほか)
想定層中級〜上級(コントロール重視)中級〜上級(スピード重視)初中級〜上級(前衛/後衛や好みで選択)
技術トピック螺旋シャフト“HELIXEDGE”、カウンターバランス02 VOLTRAGE FRAME、LEAP OUT TECH、新ストリングパターン高剛性CARBON80など、系統別最適化
デザイン印象競技的・機能美クリア塗装דClean Note”コンセプトなどシャープで都会的、色味の統一感が◎
公式情報far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)Mizuno Japan+1

プレースタイル別の選び方

  • 回転をしっかりかけてコースを点で突きたい後衛
    → GEOBREAK(80S/80Vなど世代により最適を)で“球持ち”と回転。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)
  • リターンから一撃で圧をかけたい、前後衛問わず球速を上げたい
    → VOLTRAGE(5/7/8世代、V/S/VSなど)で“弾き”と初速、爽快音。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1
  • 見た目重視もしつつ、ポジションで素直に選びたい
    → ミズノ。DIOS(後衛)ACROSPEED(スピード)、**D-FORCE(パワー)**の整理が明快。Mizuno Japan

人気・実績という観点

  • ヨネックスはラケットスポーツ全体で長く技術投資とトップシーンのサポートを継続。テニス/バドミントンでの存在感は非常に大きく、プロツアーや公式球展開など競技支援も積極的(例:2025年、ATPでのテニスボール供給)。ハード面の信頼性や情報量の多さは強みyonex.com
  • ミズノは日本発の総合スポーツブランドとして競技全体の知見とデザイン/品質の安定感が魅力。“長く使いたい”感を満たす所有満足が得やすい。Mizuno Corporation

価格感・入手性

  • ヨネックスの現行VOLTRAGE 7系は定価2万円台中盤クラス(販売店割引あり)。GEOBREAKや8系も同レンジで流通。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1
  • ミズノのDIOSやACROSPEEDも同クラス。国内公式や大手ECで在庫・カラーが選びやすい。Mizuno Japan+1

デザインの話(個人の見解)

  • ミズノ色面の処理・ロゴ配置・マット/グロスの使い分けが巧く、写真映え・コート映えが良いモデルが多い印象。
  • ヨネックスも最近は**“Clean Note”**のようにコンセプトを打ち出したカラーで洗練度が上がってきたが、設計メッセージ(テック感)の強さが先に立つことが多い。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)
    デザイン優先ならミズノ、機能最優先ならヨネックスという選び方は理にかなっています(筆者の好みも同じ)。

失敗しない最終チェックリスト

  1. ポジション:前衛/後衛/両方
  2. 打球感:くわえ込み(球持ち)か、弾きか
  3. 重量・バランス:中高生は無理のない重量から
  4. ガットとテンション:ラケットの素性に合う張りを。VOLTRAGEはやや高めテンションでも弾きやすい設計、GEOBREAKは回転系セッティングと相性良。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1
  5. 見た目:最後は“握りたくなる”デザインを

迷っている人への“鉄板”の絞り方


ブランドの歴史(簡単に)

  • ヨネックス:1946年創業。1973年にソフトテニス参入。ラケットスポーツの技術革新で存在感。ウィキペディア+1
  • ミズノ:1906年創業の総合スポーツブランド。野球からラケットスポーツまで幅広く展開。Mizuno Corporation

よくある質問(FAQ)

Q. 前衛・後衛でメーカーの向き不向きはありますか?
A. どちらのメーカーにも前衛向け/後衛向けの系統があります。ヨネックスはS(ストローク)/V(ボレー)などで役割が明確。ミズノもDIOS(後衛)ACROSPEED(スピード)、**D-FORCE(パワー)**など、選び分けしやすいです。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1

Q. 最新トレンドは?
A. ヨネックスはVOLTRAGE 7でフレームとストリング可動域を刷新し、**“弾き×音”**をさらに強調。GEOBREAKも新色や80シリーズの改良が続いています。far beyond ordinary | ヨネックス(YONEX)+1

Q. デザイン重視で選んでも大丈夫?
A. 大丈夫。モチベーションは性能です。気分が上がる1本は練習量を増やしてくれます。ミズノは配色・質感が上手で、所有満足を得やすいのが利点。Mizuno Japan

Q. 価格はどちらが安い?
A. 同クラス同士で大きな差はありません。国内ECでは2万円台前半〜中盤の価格表示が多く、カラーや在庫で選ぶのが現実的です。アプローチテニスショップ+1

Q. まず1本だけ選ぶなら?(中高生・一般の中級層)
A. 打球感で選ぶのが失敗しにくいです。


まとめ:選択の自由は「情報×好み」

  • 機能で選ぶなら:ヨネックス(GEOBREAK=くわえ込み、VOLTRAGE=弾き)。
  • デザインで選ぶなら:ミズノ(色・質感の完成度、前衛/後衛の導線がわかりやすい)。
  • どちらを選んでもハズレはありませんあなたのスタイルと“握りたくなる1本”を優先しましょう。
    (個人的推しは機能=ヨネックス、デザイン=ミズノ
    の組み合わせ。練習の相棒に“気分が上がる”は正義です。)