
はじめに
ソフトテニスの大会に出場する際、「ゼッケン」は欠かせないアイテムです。
しかし、「サイズは?」「書体は?」「どこに付けるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
実はゼッケンには(公財)日本ソフトテニス連盟が定めた明確な規定があり、違反すると出場できない場合もあります。
この記事では、最新のソフトテニスゼッケン規定をわかりやすく解説し、注文や作成時の注意点も紹介します。
これを読めば、もうゼッケン選びで迷うことはありません。
ソフトテニスのゼッケンは「白地・黒文字・三段表記」が基本
ソフトテニスのゼッケンは、「白地・黒文字・三段表記」が基本ルールです。
特にサイズ・文字の書体・取り付け位置などは大会ごとに細かい指定があるため、出場前に必ず大会要項を確認することが大切です。

統一された規定があるのはなぜ?その理由を解説
ゼッケンは、選手を識別するための公式アイテムです。
大会運営側や審判、観客が瞬時に選手名・所属を判別できるよう、全国で統一されたデザインが定められています。
また、全国大会や公式戦ではスポンサー対応や記録管理の都合上、視認性の高いフォントや配置が求められるため、細かい規定が設けられているのです。
ゼッケンの正しい書き方・付け方を徹底解説
ゼッケンの基本規定一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 様式 | 白地の布に黒文字で三段表記 |
| 一段目 | 都道府県名(例:鹿児島・東京など。「県」は不要) |
| 二段目 | 姓(同姓の場合は名前の一文字を追加) |
| 三段目 | 所属名(学校名・企業名・クラブ名など。「〇〇中」など略称可) |
| サイズ | 縦約18cm × 横約26cm(B5横サイズが一般的) |
| 文字色 | 黒 |
| 書体 | ゴシック体または楷書体(大会により指定あり) |
| 取り付け位置 | 背中の中央・四隅を安全ピンまたは縫い付け |
| 素材 | ポリエステルまたは布地。防止加工ありが主流 |
| 禁止事項 | ユニフォームへの直接プリント、色付きゼッケンなど |

ゼッケンを取り付ける位置と注意点
- ゼッケンは背中の中央に水平に貼り付けるのが原則です。
- オーバーウェア(ウインドブレーカーなど)を着る場合も、一番上の衣服にゼッケンを付ける必要があります。
- 試合中に外れないよう、四隅を安全ピンや縫い付けでしっかり固定しましょう。
- 繰り返し使う場合は、マジックテープ式のゼッケンカバーが便利です。

ゼッケンを注文するときの流れと注意点
ゼッケンは大会前に慌てて注文すると間に合わないこともあるため、遅くとも1週間前までに準備しておきましょう。
注文の流れ
- ゼッケン専門店またはスポーツ店でオーダー
- 都道府県名・氏名・所属名を入力
- フォント(ゴシック体/楷書体)を選択
- サイズと枚数を確認
- 支払い後、2〜4営業日で出荷
注文時のチェックリスト
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| フォント | ゴシック体 or 楷書体 |
| サイズ | 約18cm×26cm(B5横) |
| 色 | 白地に黒文字 |
| 表記内容 | 都道府県名・氏名・所属名 |
| 名前の確認 | 漢字の間違いがないか要注意 |
| 取り付け方法 | 安全ピン・縫い付け・マジックテープ |

よくある質問(FAQ)
Q1:フォントは自由に選べますか?
→ いいえ。基本は「ゴシック体」または「楷書体」に限定されています。大会によって指定がある場合もあります。
Q2:カラーのゼッケンは使えますか?
→ 白地・黒文字が原則です。練習用ではカラープリントもありますが、公式大会では使用できません。
Q3:縫い付けないといけませんか?
→ 四隅を安全ピンでしっかり留めればOKですが、外れ防止のため縫い付け推奨です。
Q4:ユニフォームに直接プリントできますか?
→ 原則禁止です。取り外し可能な布製ゼッケンを使用しましょう。
Q5:同姓同名の選手がいる場合は?
→ 名前の一文字を加える(例:「井上翔」「井上創」など)ことで区別します。

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まとめ|正しいゼッケンで大会に安心して出場しよう
ソフトテニスのゼッケンは、単なる装飾ではなく大会参加の必須条件です。
- 白地・黒文字・三段表記
- 書体はゴシック体または楷書体
- 背中の中央に正しく装着
- 大会要項を事前確認
ルールに沿ったゼッケンを用意することで、審判からの印象も良く、安心してプレーに集中できます。
細部までしっかり準備して、自信を持って大会に臨みましょう!

