はじめに

ソフトテニスの後衛は、試合の流れを作る重要なポジション。打球の威力やスピン量をコントロールするために、ガット(ストリング)の選び方が非常に大切です。ここでは、後衛プレイヤーに最適なガットの特徴とおすすめモデルを紹介します。


後衛がガット選びで重視すべきポイント

1. ホールド感(食いつき)

後衛はボールをしっかりつかむ感覚が重要。ホールド感が強いガットはコントロール性が高く、狙ったコースに打ちやすくなります。

2. スピン性能

スピン性能が高いガットは、深いストロークや変化のあるボールを打ちやすくなり、相手を後ろに押し込めます。

3. 反発力とのバランス

強い打球を狙うには反発力も必要ですが、ホールド感とのバランスが大事。弾きすぎるとコントロールが難しくなります。


ソフトテニス後衛におすすめのガットブランド

ゴーセン(GOSEN)

代表モデル:ガムゾーン(GUMZONE)
・食いつきの良さとスピン性能が高く、コントロール重視の後衛に人気。
・打球感は柔らかめで、長時間の試合でも疲れにくい。

おすすめポイント:

特徴内容
打球感柔らかめ
反発性中〜高
スピン非常に強い
耐久性高い

ヨネックス(YONEX)

代表モデル:サイバーナチュラル ゲイル / スラッシュ / ファイア
・「ゲイル」はホールド感重視、「スラッシュ」はスピン特化、「ファイア」は反発重視など、タイプ別に選べます。

例:

  • ゲイル → コントロール重視の後衛向け
  • スラッシュ → 回転重視でスピンプレイヤー向け
  • ファイア → 攻撃型後衛におすすめ

ミズノ(MIZUNO)

代表モデル:モノソニックシリーズ
・ポリエステル系で反発力とスピン性能を兼ね備えたハードヒッター向けガット。
・球離れが早く、速いテンポのストロークに対応。


後衛プレイヤーにおすすめのガットテンション(張りの強さ)

レベル推奨テンション特徴
初心者25〜27ポンドボールが飛びやすく扱いやすい
中級者27〜29ポンドコントロールとスピードのバランスが良い
上級者29〜31ポンド打球感がダイレクトで操作性が高い

ガットの寿命と張り替え時期

  • 一般的に1〜2ヶ月に1回の張り替えがおすすめ
  • 打球感が鈍くなったり、音が「ポン」→「ボスッ」に変化したら交換サイン

後衛におすすめのガット比較表

ブランドモデル名特徴向いているプレースタイル
GOSENガムゾーン食いつき・スピン重視コントロール派
GOSENガムブースト弾き・攻撃力重視攻撃型後衛
YONEXゲイルホールド感・安定性正確なストローク重視
YONEXスラッシュスピン・回転量重視スピンプレイヤー
MIZUNOモノソニック反発・スピード重視パワーヒッター

まとめ

ソフトテニス後衛のガット選びは、「ホールド感」「スピン性能」「反発力」のバランスがカギです。
初心者は柔らかくコントロールしやすいガットを、上級者は反発性やスピン性を重視すると良いでしょう。
あなたのプレースタイルに合ったガットを選び、後衛として試合を支配しましょう!