ソフトテニスの日本代表として活躍する上松俊貴(うえまつ・としき)選手。「どんな選手?」「どんなラケットを使っているの?」と気になっている方は多いはずです。
結論から言うと、上松選手は前衛を代名詞にしながら、シングルスでも全日本5連覇を達成したオールラウンダーです。この記事では、ヨネックス・ゴーセンの公式情報や報道をもとに、プロフィール、戦績、使用用具をまとめました。
結論|上松俊貴選手の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 上松 俊貴(うえまつ・としき) |
| 生年月日 | 1998年6月11日 |
| 出身 | 岡山県 |
| 所属 | NTT西日本 |
| 身長 | 181cm |
| 利き手・ポジション | 右利き・前衛 |
| 経歴 | 岡山Kids → 岡山理大附中 → 岡山理大附高 → 早稲田大 |
| 使用ラケット | VOLTRAGE 8V(ボルトレイジ8V・ヨネックス) |
| 使用ガット | SONICBLOW(ソニックブロー・ゴーセン) |
※生年月日・出身・所属はゴーセン公式、身長・利き手・経歴はソフトテニスマガジン、使用ラケットはヨネックス公式の選手ページによります(2026年10月18日確認)。
どんな選手?プレースタイルの特徴

前衛が代名詞のオールラウンダー
ゴーセン公式は上松選手を、ストローク、ボレー、サーブのすべてをトップレベルで再現できるオールラウンダーと紹介しています。
ソフトテニスでは、前衛と後衛で役割が分かれるのが一般的です。上松選手は、前衛でのプレーを代名詞にしながら、ひとりでコート全体を守るシングルスでも勝ち続けているのが大きな特徴です。
シングルスでも頂点に
上松選手は、全日本シングルス選手権で2022年から2026年まで5年連続で優勝しています。ヨネックスは、2026年の優勝を「大会史上初の5連覇」と伝えています。
さらに、2024年の世界選手権と2026年のアジア競技大会では、男子シングルスで金メダルを獲得しました。前衛の選手がシングルスで世界の頂点に立ったことは、ソフトテニスの「前衛・後衛」というイメージを変える活躍といえます。
主な戦績

2026年の主な戦績
| 大会 | 結果 |
|---|---|
| 第33回全日本シングルス選手権(5月・岐阜) | 優勝(大会史上初の5連覇)。決勝は植田璃音選手に4-2 |
| 第54回全日本社会人選手権(8月・大阪) | 優勝(内本隆文選手と組んで2連覇) |
| アジア競技大会(9月・愛知・名古屋) | 国別対抗 金(男子2連覇)/男子シングルス 金/ミックスダブルス 銀(天間麗奈選手と組む) |
日本代表としての主な戦績
| 年 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2016年 | アジア選手権(千葉) | ダブルス 金(船水颯人選手と組む) |
| 2018年 | アジア競技大会(インドネシア) | 国別対抗 銀/ミックスダブルス 銅 |
| 2023年 | アジア競技大会(中国・杭州) | 国別対抗・ミックスダブルス・シングルス 優勝 |
| 2024年 | 世界選手権(韓国) | 国別対抗・シングルス 優勝/ミックスダブルス 準優勝 |
| 2026年 | アジア競技大会(名古屋) | 国別対抗・シングルス 金/ミックスダブルス 銀 |
ソフトテニスマガジンによると、2016年のアジア選手権の金メダルは、日本勢で初めての高校生金メダリストとなる快挙でした。
国内の主な戦績
| 大会 | 優勝した年 |
|---|---|
| 全日本選手権(天皇杯) | 2018年・2019年・2022年・2024年ほか |
| 全日本シングルス選手権 | 2022年〜2026年(5連覇) |
| 全日本インドア選手権 | 2023年ほか |
| 東京インドア | 2017年・2018年・2023年 |
| 全日本男子選抜 | 2018年・2021年・2023年 |
※2025年までの国内戦績はヨネックス公式の選手ページによります。ゴーセン公式の選手ページには、ほかの年の優勝も載っているため「ほか」としています。
ジュニア時代から頂点を経験
ゴーセン公式の選手ページによると、上松選手はジュニア時代から全国の頂点に立ってきました。
- 全国小学生選手権:団体優勝(2009年・2010年)、個人優勝(2010年)
- 全国中学校大会:個人優勝(2012年・2013年)
- インターハイ:個人優勝(2016年・本倉健太郎選手と組む)
- インカレ:団体優勝(2017年)
ソフトテニスマガジンは、上松選手を小学生から大学生まで、すべてのカテゴリーで全日本優勝を経験した選手と紹介しています。
ダブルスのパートナー
上松選手は、時期によってさまざまなパートナーと組んで結果を残しています。
| パートナー | 主な実績 |
|---|---|
| 本倉健太郎選手 | 2016年インターハイ個人優勝、2017年東京インドア優勝 |
| 船水颯人選手 | 2016年アジア選手権ダブルス金、全日本選手権優勝(2018年ほか) |
| 内本隆文選手 | 全日本社会人選手権 優勝(2025年・2026年の2連覇) |
ミックスダブルスでは、2026年のアジア競技大会で天間麗奈選手と組み、銀メダルを獲得しました。
使用用具|ラケット・ガット・ボール

ラケット:VOLTRAGE 8V(ヨネックス)
ヨネックス公式の選手ページでは、使用ラケットはVOLTRAGE 8V(ボルトレイジ8V)と紹介されています(2026年10月18日確認)。
ボルトレイジシリーズは、ヨネックスのスピード系のラケットです。シリーズの違いは、別記事「ボルトレイジSとVの違い」でくわしく解説しています。
ガット:SONICBLOW(ゴーセン)
ガットは、ゴーセンと共同開発した「ソニックブロー」です。ゴーセン公式によると、上松選手の「弾きがありつつ、ボールを持つ感じが欲しい」という要望から開発がスタートしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 品番 | 単張:SSSB11 |
| 価格 | 単張 2,640円(税込) |
| ゲージ | 1.25mm |
| 適正テンション | 25〜35ポンド(メーカーの目安) |
| 対象 | 中上級プレイヤー |
※上松選手本人が何ポンドで張っているかは、公式には公表されていません。
ソニックブローの特徴は、別記事「上松俊貴選手のガットはソニックブロー」でくわしく紹介しています。
ボール:ダンロップのアドバイザー
上松選手は、ダンロップのソフトテニスボールのアドバイザーも務めています。
シューズは?
上松選手が使っているシューズについては、2026年10月18日時点で、メーカーの公式ページで確認できる情報は見つかりませんでした。
上松選手から学べること
トップ選手のプレーは、まねできる部分から取り入れるのが上達の近道です。
- 前衛でもストロークとサーブをみがく:上松選手は「前衛だからボレーだけ」ではなく、すべてのショットを高いレベルでこなしています
- シングルスの練習を取り入れる:ひとりでコート全体をカバーする練習は、ダブルスでの守備範囲も広げます
- 用具は「自分の打ち方」に合わせる:ソニックブローは、上松選手の求める打球感から生まれたガットです。まずは自分がほしい打球感を言葉にしてみましょう
よくある質問(FAQ)
Q. 上松俊貴選手は何歳ですか?
1998年6月11日生まれです。2026年10月時点で28歳です。
Q. 上松俊貴選手の所属はどこですか?
NTT西日本です。
Q. 上松俊貴選手の身長は?
181cmです(ソフトテニスマガジンの選手ページによる)。
Q. 上松俊貴選手の出身高校はどこですか?
岡山理科大学附属高校です。中学も同じ岡山理大附中で、その後、早稲田大学に進学しました。
Q. 上松俊貴選手が使っているラケットは?
ヨネックスの「VOLTRAGE 8V(ボルトレイジ8V)」です(ヨネックス公式の選手ページによる・2026年10月18日確認)。
Q. 上松俊貴選手のガットのテンションは何ポンドですか?
本人の張り上げテンションは、公式には公表されていません。使用ガット「ソニックブロー」のメーカーの適正テンションは25〜35ポンドです。
Q. 上松俊貴選手が手袋をしているのはなぜですか?
理由は、公式には公表されていません。なお、ソフトテニスでは手袋の着用は原則として禁止されていません(大会ごとに規定がある場合もあります)。ルールや選び方は、別記事「ソフトテニスで手袋(グローブ)はOK?」で解説しています。
まとめ
- 上松俊貴選手は、NTT西日本所属の前衛。シングルスでも勝ち続けるオールラウンダー
- 2026年は全日本シングルス5連覇、アジア競技大会で国別対抗とシングルスの金、ミックスダブルスの銀
- 2024年の世界選手権でも、シングルスと国別対抗で優勝
- 使用ラケットはVOLTRAGE 8V、ガットは共同開発のソニックブロー
- ジュニアから社会人まで、すべてのカテゴリーで日本一を経験
上松選手の試合を見るときは、前衛でのボレーだけでなく、ストロークやサーブにも注目してみてください。「前衛でもここまでできる」というヒントが、きっと見つかります。

