
はじめに
ソフトテニスのラケットに付いていた「公認マーク」が、これから順次なくなります。最近ラケットを選んでいる人や、これから大会に出る人の中には、「公認マークがないと試合で使えないのでは?」「今使っているラケットは大丈夫?」と不安に感じる方も多いはずです。
この記事では、「ソフトテニス 公認マーク廃止」について、できるだけわかりやすく整理して解説します。結論から言うと、公認マークがなくなっても、条件を満たしたラケットは引き続き公式大会で使用できます。また、これに合わせて試合前のトス方法も変わり、今後はコイントスが導入される予定です。
公認マーク廃止の結論は「使えなくなる」ではない
まず大事なポイントは、公認マークの廃止が「ラケットの使用禁止」を意味するわけではないということです。
これまで日本ソフトテニス連盟(JSTA)が公認したラケットには、公認マークが貼られていました。そのため、多くの選手や保護者にとっては「このマークがあるかどうか」が安心材料になっていました。しかし今後は、その確認方法が変わります。
日本ソフトテニス連盟の発表では、2026年下期に発売される新製品から順次、公認マークを廃止するとされています。さらに、2026年4月以降に販売される一部ラケットでは、すでにプリントがなくなる動きも出てきます。
つまり、今後は「マークが付いているから公認」「マークがないから非公認」と単純には判断できなくなります。確認は、連盟の案内や公認事業者の情報を見る形へ移っていきます。
なぜ公認マークが廃止されるのか
公認マークがなくなる理由としては、運用方法の見直しが大きいと考えられます。
日本ソフトテニス連盟は、今後の公認ラケットの周知や確認方法について、連盟ホームページ内に公認事業者の「ソフトテニスラケット紹介ページ」へリンクするバナーを掲載して対応すると発表しています。これは、ラケット本体のマークで確認する方法から、公式サイト上の情報で確認する方法へ変わるということです。
この変更によって、メーカーや連盟の最新情報をもとに、より統一的に確認しやすくなる可能性があります。一方で、店頭で見ただけでは判断しにくくなる場面もあるため、購入前に公式情報を確認する意識は今まで以上に大切になります。

トス方法はコイントスへ変更される
今回の変更でもう一つ大きいのが、試合開始前のトス方法の変更です。
これまでソフトテニスでは、ラケットの公認マークを使ったトスが行われる場面がありました。しかし、公認マークが廃止されることで、その方法を続けることが難しくなります。そのため今後は、正式なトス用具を使ったコイントスへ移行していきます。
日本ソフトテニス連盟は、国際化の観点から、今後は本連盟主催大会でコイントスを実施すると案内しています。さらに、各都道府県連盟にも順次適用が求められています。
これはルール変更というより、試合の始め方がよりわかりやすく、国際的な流れにも合った形になると考えると理解しやすいです。特にこれから大会に出る中学生や高校生は、**「ラケットトスではなくコイントスになる」**と覚えておくと安心です。
今使っているマーク付きラケットはどうなる?
結論として、すぐに使えなくなるわけではありません。
既存の公認マーク付きラケットは、当面の間、そのまま使用できる見通しです。すでに持っているラケットが急に無効になると、選手や保護者の負担が大きくなってしまいます。そのため、急な買い替えを心配しすぎる必要はありません。
ここで大切なのは、次の2点です。
| 確認したいこと | 現時点の考え方 |
|---|---|
| 今のマーク付きラケット | 当面はそのまま使える見通し |
| これから出るマークなし新製品 | 公式大会で使用可能なものもある |
このように、マークの有無だけで使用可否を判断しないことが重要になります。
新しく買うラケットは何を確認すればよい?
これからラケットを購入する人は、次のポイントを確認すると安心です。
- 日本ソフトテニス連盟の公式サイトの最新情報
- メーカーの公式ページや商品案内
- 販売店での説明
- 出場予定大会の要項やローカルルール
特に大会によっては、現場での運用が少しずつ切り替わる時期があります。全国大会レベルの運用と、地域大会での対応に時間差が出ることも考えられます。だからこそ、「新製品だから不安」「マークがないから使えないかも」と決めつけず、大会主催者や顧問の先生、ショップに確認することが大切です。

買い替えを急ぐ必要はあるのか
基本的には、あわてて買い替える必要はありません。
理由は、公認マークの廃止は確認方法の変更であり、今すぐラケット性能や使用ルールが大きく変わるわけではないからです。今のラケットに問題がなく、自分に合っているなら、無理に新しくする必要はないでしょう。
ただし、次のような場合は買い替えを検討してもよいです。
- フレームの傷みが大きい
- ガットやバランスが今のプレーに合っていない
- 部活動や大会に向けて性能を見直したい
- 成長に合わせて重さやグリップを変えたい
つまり、買い替えの基準は「公認マークがなくなるから」ではなく、自分のプレーやラケットの状態に合っているかどうかで考えるのがおすすめです。
これから注意したいこと
最後に、今後の対応として覚えておきたい点をまとめます。
- 公認マークは2026年下期の新製品から順次廃止
- 一部では2026年4月以降にプリントなしの動きもある
- マークなしでも公式大会で使えるラケットはある
- 既存のマーク付きラケットも当面は使用できる見通し
- 試合前のトスは今後コイントスへ移行
- 最新情報は日本ソフトテニス連盟公式サイトで確認する
ソフトテニスは部活動でも大会でも身近な競技ですが、用具ルールの変更は意外と見落としやすいものです。だからこそ、早めに情報を知っておくことで、余計な不安を減らせます。

まとめ
ソフトテニスの公認マーク廃止は、ラケットが使えなくなる話ではなく、確認方法と試合運用が変わる話です。
これからは、ラケット本体のマークだけではなく、日本ソフトテニス連盟やメーカーの公式情報を確認することが大切になります。また、試合前のトスはコイントスへ変わっていくため、選手や指導者、保護者も新しい流れを知っておくと安心です。
特にこれからラケットを買う人は、「マークがあるか」だけで判断せず、公式大会で使用できるかを最新情報で確認することが大切です。今後もルールや運用の更新が出る可能性があるため、気になる方は日本ソフトテニス連盟の公式発表を定期的にチェックしておきましょう。
参考情報
日本ソフトテニス連盟「ソフトテニスラケット公認マークの廃止およびコイントスの導入について」
