「試合で着られるウェアって、どれ?」「かっこいいウェアを買ったのに、大会で着られなかったらどうしよう」。ソフトテニスのウェアは、見た目だけで選ぶと失敗することがあります。
この記事では、日本ソフトテニス連盟(JSTA)の着用基準にそって、大会で着られるウェアの条件、公認メーカー7社、ウェアの種類と選び方、買う前のチェックリストをまとめました。
結論から言うと、大会に出るなら、「連盟公認メーカーのゲームシャツ+パンツ(またはスコート)」が基本です。
まず結論|ウェア選びの早見表
| 項目 | 基本 |
|---|---|
| 着られる形状 | ゲームシャツ・ポロシャツ・ワンピース、膝より上のパンツ・スコート |
| 着られないもの | Tシャツ・ランニングシャツ・ジーンズ |
| メーカー | 連盟公認メーカーの製品が原則(大会主催者が認めた場合は例外) |
| ロゴ | 製造メーカーのロゴは1つ26㎠以内、各製品2箇所以内 |
| アンダーウェア | 単色製品が推奨(義務ではない) |
※大会や学校によって、独自の決まりがある場合があります。出場する大会の要項を、必ず確認してください。
大会で着られるウェアの条件|連盟の基準

日本ソフトテニス連盟の「ユニフォーム等の着用基準」(令和4年4月1日改訂)から、主な内容を整理します。
形状|着られるもの・着られないもの
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 着られる | ゲームシャツ、ポロシャツ、ワンピース、裾が膝より上のパンツ・スコート |
| 着られない | Tシャツ、ランニングシャツ、ジーンズ |
| シューズ | テニスコートを傷つけないテニスシューズ |
普段の練習着のTシャツは、マッチ(試合)では着られません。大会用のゲームシャツは、別に1枚用意しましょう。
公認メーカーの製品が原則
マッチ中は、連盟公認メーカーのユニフォームとシューズを着用することとされています(大会主催者が認めた場合は例外)。
ウェアを選ぶとき、迷ったら、「ゲームシャツ」と書かれた公認メーカーの製品を選べば間違いありません。
ロゴ・名前の表示
マッチ中に使う物品の、ロゴや広告表示には決まりがあります。
| 表示 | 決まり |
|---|---|
| 製造メーカーのロゴ | 1つ26㎠以内、各製品につき2箇所以内(シューズは制限なし) |
| スポンサー広告 | 1広告につき40㎠以内 |
| 登録団体名(シャツ・ワンピース) | 1表示130㎠以内 |
| 登録団体名(パンツ・スコート等) | 1表示40㎠以内 |
※登録団体名は、国民スポーツ大会を除きます。団体名を付けるとき、製造メーカーのロゴを覆い隠してはいけません。
ユニフォームへの名前表示については、連盟のQ&Aで、袖口への小さな刺繍は可、フロントや背面へのプリントは控えること(ゼッケンで隠れる場合は可)とされています。
帽子・アームカバーなど
連盟のQ&Aでは、帽子、リストバンド、靴下について個別の規定はありません。また、アームカバー、手袋、サングラス、サポーターも、規定がないため着用可能と案内されています。
一方、フェイスマスクは、身体的な影響がない場合は控えるよう求められています。
公認メーカー7社(ユニフォーム)
連盟が公認するユニフォームのメーカーは、次の7社です(2026年4月1日現在)。
| 順番 | メーカー |
|---|---|
| 1 | ミズノ株式会社 |
| 2 | ヨネックス株式会社 |
| 3 | 株式会社ゴーセン |
| 4 | アシックスジャパン株式会社 |
| 5 | 住友ゴム工業株式会社(ダンロップ) |
| 6 | 株式会社ルーセント |
| 7 | アディダス ジャパン株式会社 |
一覧は更新されることがあります。購入前に、連盟の公式サイトで最新の公認メーカーを確認しましょう。
ウェアの種類と、それぞれの役割
| 種類 | 役割 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| ゲームシャツ | 試合・練習で着る | 吸汗速乾・UVカット・動きやすさ |
| ゲームパンツ・スコート | 試合・練習で着る | 裾の長さ(膝より上)・ポケット |
| 練習着(Tシャツ等) | 練習用 | 試合では着られない点に注意 |
| ウォームアップ(ジャージ・トレーナー) | 試合前後・寒い日 | 大会主催者が認めた場合のみ試合中に着用可 |
| アンダーウェア・スパッツ | 肌着・防寒・日焼け対策 | 単色製品が推奨・ユニフォームから目立たないもの |
アンダーウェアの規定や選び方は、記事末の関連記事で詳しく解説しています。
ウェアの選び方|失敗しない5つのポイント

① 機能(素材)を見る
夏の屋外では、UVカット・吸汗速乾の機能が役立ちます。たとえばルーセントの公式サイトでは、紫外線を90%以上カットし、吸汗・速乾に優れた素材(UVレイヤー)が紹介されています。冬は、ウインドウォーマー素材などの防寒機能も確認しましょう。
② サイズ(フィット感)
動きやすさを重視する場合は、少しゆとりのあるサイズがおすすめです。ヨネックスのように、体にフィットするタイプと通常タイプを分けているメーカーもあります。可能なら試着して、腕を振ったときに突っ張らないか確認しましょう。
③ 色・デザイン
チームで買う場合は、色やデザインを統一します。ただし、大会によっては色の指定がある場合もあります。迷ったら、チームの指導者に相談しましょう。
④ 季節と気温
春夏は、通気性と日焼け対策を重視します。秋冬は、重ね着しやすいウェアを選びましょう。ただし、試合中のオーバーウェアは、大会主催者が認めた場合のみ着用できます。
⑤ 予算
ゲームシャツは、メーカーやモデルによって価格が大きく変わります。たとえば、ヨネックスの公式オンラインショップでは、ゲームシャツで8,000円台の製品が確認できます(2026年10月時点の一例)。セールや型落ちモデルを活用すると、価格を抑えられる場合があります。
主要メーカーの特徴(公式情報から)
好みや予算に合わせて選べるよう、公式情報で確認できる範囲をまとめます。
| メーカー | 公式情報から分かること |
|---|---|
| ヨネックス | 公式ショップに、ユニ・ウィメンズのゲームシャツが多数。UVカット・吸汗速乾・ストレッチなどの機能を表示する製品がある |
| ミズノ | 公式サイトで、「ゲームシャツ」と記載のウエアはソフトテニスの公式大会に着用できると案内 |
| ルーセント | UVレイヤー(紫外線カット)、ジルコサーモ(日光で温まる素材)、ウィンドプラス(防風・ストレッチ)などの素材技術を紹介 |
| ゴーセン | 連盟公認メーカー(ユニフォーム)。商品情報は公式サイトで確認 |
※細かい機能・価格は、商品ごとに異なります。購入前に、各メーカーの公式商品ページで確認してください。
購入前のチェックリスト

- [ ] 出場する大会の要項で、ユニフォームの決まりを確認した
- [ ] 「ゲームシャツ」(Tシャツではない)である
- [ ] 連盟公認メーカーの製品である
- [ ] パンツ・スコートの裾が膝より上である
- [ ] ロゴの大きさ・数が基準内である
- [ ] 団体名やスポンサー名を付けるとき、サイズが基準内である
- [ ] アンダーウェアは、単色でユニフォームから目立たない
- [ ] ゼッケンを付ける位置(最上衣服)を確認した
よくある質問
Q. ソフトテニスの試合で着られるウェアは?
ゲームシャツ、ポロシャツ、ワンピース、膝より上のパンツ・スコートです。Tシャツやランニングシャツ、ジーンズは、ユニフォームとしては着られません。連盟公認メーカーの製品が原則です。
Q. 練習でTシャツを着てもいいですか?
練習は問題ない場合がほとんどです。ただし、大会(マッチ)では、ゲームシャツなど規定のものを着る必要があります。
Q. ソフトテニスウェアで人気のブランドは?
公認メーカーでは、ヨネックス、ミズノ、ゴーセン、ルーセント、アシックスなどがあります。「人気」は、好みや学校・チームによって変わります。まずは公認メーカーの中から、予算とデザインで選ぶのがおすすめです。
Q. 公認メーカー以外のウェアは着られませんか?
マッチ中は、公認メーカーの製品が原則です。ただし、大会主催者が認めた場合は例外となることがあります。出場する大会の要項で確認しましょう。
Q. アームカバーや帽子は着けていいですか?
連盟のQ&Aでは、アームカバー、手袋、サングラス、サポーター、帽子は、規定がないため着用可能と案内されています。大会によって異なる場合があるため、要項も確認してください。
Q. 名前やチーム名をウェアに入れてもいいですか?
ロゴや登録団体名には、サイズ・位置の決まりがあります。袖口への小さな刺繍は可、フロントや背面へのプリントは控える(ゼッケンで隠れる場合は可)と案内されています。
まとめ
- 大会では、ゲームシャツ・ポロシャツ・ワンピース、膝より上のパンツ・スコートが着られる
- Tシャツ・ランニングシャツ・ジーンズは、ユニフォームとしては着られない
- 連盟公認メーカー(ユニフォームは7社)の製品が原則
- ロゴの大きさ・数、団体名・広告のサイズには基準がある
- 選ぶときは、機能・サイズ・色・季節・予算の5つを見る
- 最終確認は、連盟の最新基準と、出場する大会の要項で行う
次にウェアを買うときは、まず連盟の公認メーカー一覧と大会の要項を確認してから、予算とデザインで選んでみてください。

