「英語の授業で部活を紹介するけど、ソフトテニスって英語でなんて言うの?」「海外の友だちに soft tennis と書いたら、通じなかった」。こんな経験はありませんか。
結論から言うと、ソフトテニスは英語でもsoft tennisです。ただし、海外ではあまり知られていないため、ひとこと説明を添えるのがコツです。この記事では、説明の例文、部活の自己紹介フレーズ、前衛・後衛などの用語の英語まで、すぐ使える形でまとめました。
結論|ソフトテニスは英語で「soft tennis」
ソフトテニスの英語表記は、soft tennis(ソフト・テニス)です。和製英語ではなく、国際大会や国際団体でもこの名前が使われています。
| 日本語 | 英語 | メモ |
|---|---|---|
| ソフトテニス | soft tennis | 文の途中は小文字。文頭は Soft tennis |
| 軟式テニス(軟式庭球) | soft tennis | 昔の呼び名。英語では同じ soft tennis でOK |
| 硬式テニス | tennis | 英語では、ただの tennis が普通 |
| ソフトテニス部 | the soft tennis team / club | 使い分けは後で解説 |
| ソフトテニスボール | a soft tennis ball | ゴム製で中が空気 |
団体名も、英語の正式名称を押さえておくと便利です。
- 日本ソフトテニス連盟:Japan Soft Tennis Association(略称 JSTA)
- 国際ソフトテニス連盟:International Soft Tennis Federation(略称 ISTF)。ISTFの公式サイトによると、1973年に設立されています
なお、「硬式テニス」を hard tennis と訳すのは一般的ではありません。英語圏で tennis と言えば、黄色いフェルトのボールを使うテニスのことです。区別したいときは「regular tennis」と言えば伝わります。
「soft tennis」は海外で通じる?ひとこと説明を添えよう

soft tennis という言葉自体は正しいのですが、英語圏の人には通じないことが多いです。ソフトテニスは明治時代に日本で生まれた競技で、日本・韓国・台湾などアジアを中心に広まってきました。アメリカやイギリスでは、ほとんど知られていません。
一方で、国際大会もきちんと開かれています。ISTFの公式サイトでは、1975年にハワイで第1回の世界選手権が開かれたこと、アジア競技大会では1994年の広島大会から正式種目になったことが紹介されています。
つまり「知らない人には、説明が必要なスポーツ」です。soft tennis と言ったあとに、次のようなひとことを足しましょう。
Soft tennis is like tennis, but we use a soft rubber ball.
(ソフトテニスはテニスに似ていますが、柔らかいゴムボールを使います。)
これだけで、相手はだいたいイメージできます。
ソフトテニスを英語で説明する例文
相手やシーンに合わせて、短い説明と長い説明を使い分けると便利です。
ひとことで伝える(初対面・チャット向け)
- It's a kind of tennis from Japan.
(日本発祥のテニスの一種です。)
- We use a soft rubber ball instead of a tennis ball.
(テニスボールの代わりに、柔らかいゴムボールを使います。)
もう少し詳しく伝える(授業・スピーチ向け)
- Soft tennis was born in Japan in the Meiji era, more than 100 years ago.
(ソフトテニスは、100年以上前の明治時代に日本で生まれました。)
- The ball is made of rubber and has air inside, so it is light and soft.
(ボールはゴム製で中に空気が入っているので、軽くて柔らかいです。)
- It is mostly played in doubles, so teamwork with your partner is very important.
(主にダブルスで行うので、ペアとのチームワークがとても大切です。)
- It is popular in Japan, South Korea and Taiwan, and it is an event at the Asian Games.
(日本、韓国、台湾で人気があり、アジア競技大会の種目にもなっています。)
硬式テニスとの違いを伝える
- The court and the net are almost the same as in tennis.
(コートやネットは、テニスとほぼ同じです。)
- We count points as 1, 2, 3, not 15, 30, 40. You win a game when you get four points.
(点は15・30・40ではなく1・2・3と数え、4ポイント取るとゲームを取れます。)
ボールの重さやネットの高さなど、硬式との細かい違いは、記事末の関連記事でまとめています。英語で説明するときは、「ボールが違う」「ダブルスが中心」の2点を伝えれば十分です。
ソフトテニス部は英語で?部活の自己紹介例文

「team」と「club」はどちらを使う?
ソフトテニス部は、the soft tennis team でも the soft tennis club でも伝わります。
| 言い方 | ニュアンス |
|---|---|
| I'm on the soft tennis team. | 試合に出る「チーム」の一員、というイメージ。アメリカ英語で自然 |
| I'm in the soft tennis club. | 学校の「部活・クラブ」に入っている、という言い方。教科書でもよく見る |
| I belong to the soft tennis club. | 文法的には正しいが、会話では少しかたい印象 |
| I play soft tennis. | いちばんシンプル。部活でなくても使える |
前置詞にも注意しましょう。team には on、club には in を使うのが一般的です。迷ったら「I play soft tennis.」から始めると、間違いがありません。
自己紹介でそのまま使える例文
英語の授業や留学先、オンライン英会話での自己紹介を想定した例文です。
| 伝えたいこと | 英語の例文 |
|---|---|
| 部活の紹介 | I'm on the soft tennis team at my school. |
| 始めた時期 | I started playing soft tennis in my first year of junior high school. |
| ポジション | I'm a net player. In Japanese, we call it "zenei." |
| 練習の頻度 | We practice five days a week after school. |
| 好きなところ | I like soft tennis because I can play with my partner. |
| 目標 | My goal is to win the prefectural tournament. |
| 得意なショット | My best shot is the volley. |
練習日数や目標は、自分に合わせて入れ替えてください。数字(five days a week など)や具体的な大会名を入れると、聞き手がイメージしやすくなります。
例文をつなげた自己紹介(約30秒)
Hi, I'm Yuki. I'm in my second year of junior high school. I'm on the soft tennis team. Soft tennis is like tennis, but we use a soft rubber ball. I'm a baseline player, and my best shot is the forehand drive. My goal is to win the prefectural tournament with my partner. Thank you.
授業のスピーチでは、このくらいの長さが使いやすいでしょう。
前衛・後衛は英語で何と言う?

前衛・後衛には、公式に決まった1つの英訳はありません。そのため、役割が伝わる言い方で説明するのがおすすめです。
| 日本語 | 伝わりやすい英語 | 説明の例 |
|---|---|---|
| 前衛 | net player / front player | The net player stays near the net and hits volleys. |
| 後衛 | baseline player / back player | The baseline player stays near the baseline and hits groundstrokes. |
| ペア | partner / pair | My partner is a baseline player. |
| 雁行陣 | one-up, one-back formation | One player is at the net, and the other is at the back. |
| ダブル前衛 | two-up formation | Both players stay near the net. |
| ダブル後衛 | two-back formation | Both players stay near the baseline. |
ソフトテニスを知っている相手(韓国や台湾の選手、国際交流の場など)なら、「zenei / koei」とローマ字で言ったあとに英語を添える方法もあります。
I'm a "koei," a baseline player. I mainly hit groundstrokes from the back.
(私は後衛、つまりベースラインでプレーする選手です。主に後ろからストロークを打ちます。)
ソフトテニス用語の英語対照表

道具・コートの英語
| 日本語 | 英語 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| ラケット | racket | racquet と書くこともある |
| ガット | strings | ガット(gut)は本来「動物の腸」の糸。今は strings が自然 |
| ガットを張る | string a racket | 張り替えは restring |
| テンション | string tension | |
| グリップテープ | grip tape / overgrip | |
| 空気入れ | ball pump | ソフトテニス独特の道具 |
| ベースライン | baseline | |
| サイドライン | sideline | |
| センターマーク | center mark | |
| サービスコート | service court | |
| 審判台 | umpire's chair |
ショット・プレーの英語
| 日本語 | 英語 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| ストローク | groundstroke | 単に stroke とも |
| フォアハンド/バックハンド | forehand / backhand | |
| ボレー | volley | |
| スマッシュ | smash / overhead | |
| ロビング(ロブ) | lob | 「ロビング」は日本での呼び方 |
| シュートボール | flat drive / hard flat shot | 「シュート」は和製の言い方 |
| ポーチ | poach | 英語のテニス用語として通じる |
| カットサーブ | underhand cut serve | 「下から切るサーブ」と説明を添える |
| 乱打 | warm-up rally | 練習前の打ち合い |
| 素振り | shadow swing |
ルール・審判コールの英語(国際ルールの表記)
ISTFのTechnical Rules(英語版)では、次のような表記が使われています。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| ファイナルゲーム | final game |
| デュース | deuce |
| アドバンテージ | advantage |
| フォルト | fault |
| ダブルフォルト | double fault |
| フットフォルト | foot fault |
| レット | let |
| レディ(試合前のコール) | "Ready" |
| レッツプレー | "Let's Play" |
| チェンジサイズ | "Change sides" |
| チェンジサービス | "Change service" |
| ゲームセット | "Game set" |
国際ルールでは、ファイナルゲームは7ポイント先取で、6対6になるとデュースになると定められています。日本の試合と同じ考え方なので、そのまま英語で説明できます。
審判のコール全体の意味や使う場面は、記事末の「審判のコール一覧」の記事で詳しく紹介しています。
和製英語・カタカナ語の注意点
ソフトテニス部でよく使う言葉には、英語圏ではそのまま通じないものもあります。
| 部活でよく言う言葉 | そのまま英語で言うと | 自然な英語の例 |
|---|---|---|
| ドンマイ! | Don't mind.(英語としては不自然で、意味が伝わりにくい) | Don't worry about it! / No worries! |
| ファイト! | Fight!(「けんかしろ」に聞こえることも) | You can do it! / Let's go! |
| ナイスボール! | 通じるが、少し不自然 | Nice shot! / Good one! |
| ソフテニ | 日本の略語なので通じない | soft tennis |
| ゲームセット | 一般の英語では使わない(ソフトテニスの審判コールとしては使われる) | That's the match. / Game over. |
| ガット | gut は通じにくい | strings |
特に「ドンマイ」と「ファイト」は、海外の人と一緒にプレーするときによく使う場面があるので、自然な言い方を1つ覚えておくと安心です。
よくある質問
Q. ソフトテニスは英語で何と言いますか?
soft tennis です。国際団体(International Soft Tennis Federation)や国際大会でも、この名前が使われています。ただし英語圏ではあまり知られていないため、「It's like tennis, but we use a soft rubber ball.」のように説明を添えると伝わります。
Q. 軟式テニスとソフトテニスは英語で違いますか?
どちらも soft tennis です。軟式テニス(軟式庭球)は昔の呼び名で、現在の競技名がソフトテニスです。英語で言い分ける必要はありません。
Q. ソフトテニスの後衛は英語で何と言いますか?
公式に決まった訳はありませんが、baseline player や back player と言えば伝わります。前衛は net player や front player です。「I'm a baseline player.」のように使います。
Q. 日本ソフトテニス連盟の英語名は?
Japan Soft Tennis Association(略称 JSTA)です。国際組織は、International Soft Tennis Federation(略称 ISTF)です。
Q. 部活の自己紹介では「club」と「team」のどちらがいいですか?
どちらでも伝わります。I'm on the soft tennis team. は試合に出るチームの一員という感じ、I'm in the soft tennis club. は部活に入っているという言い方です。迷ったら「I play soft tennis.」が最もシンプルです。
まとめ
- ソフトテニスは英語で soft tennis。軟式テニスも同じ表記
- 英語圏では知られていないので、「テニスに似ているが、柔らかいゴムボールを使う」とひとこと添える
- 部活は I'm on the soft tennis team. / I'm in the soft tennis club.。迷ったら I play soft tennis.
- 前衛は net player、後衛は baseline player と説明すると伝わる
- ファイナルゲームやデュースなどは、国際ルールの英語表記がそのまま使える
- 「ドンマイ」「ファイト」などの和製英語は、自然な英語に言い換える
まずは、自己紹介の例文を1つ選び、自分の学年やポジションに入れ替えて声に出してみてください。3文言えるだけで、英語の授業や海外の人との会話がぐっと楽になります。

