ガットを張り替えるとき、「色はどれを選べばいいの?」「色で打ちやすさが変わる?」「蛍光色って禁止じゃないの?」と迷う人は多いです。
結論から言うと、ガットの色で打球感やパワーなどの基本性能は、ほとんど変わりません。性能を決めるのは素材・構造・太さ・テンションだからです。一方で、色は見やすさ・気分・大会や部活の規定という点で意味があります。この記事で、色の選び方と注意点を整理します。
まず結論|色で「性能」は変わらない。でも選ぶ意味はある
| 観点 | 色の影響 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| 打球感・パワー・スピン | ほぼ変わらない | 素材・太さ・テンションで決まる |
| 見やすさ | 変わる | 打点やガットのズレを確認しやすい色がある |
| 気分・モチベーション | 変わる | 好きな色だと練習が楽しくなる |
| 規定(大会・部活) | 要確認 | 色の指定がある場合がある |
つまり、「性能で選ぶ」より「見やすさ・気分・規定」で選ぶのが正解です。迷ったら、まず部活やチームの指定を確認しましょう。
人気の色と、その印象

ソフトテニスのガットでよく選ばれる色と、一般的な印象をまとめます。
| 色 | 印象・特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ホワイト(白) | 定番で合わせやすい。汚れは目立ちやすい | 迷ったとき、無難にしたい人 |
| イエロー(黄色) | 明るく見やすい。人気が高い | 打点やズレを確認したい人 |
| 水色・ブルー | さわやかで人気。ラケットと合わせやすい | 見た目も大事にしたい人 |
| ブラック(黒) | 引き締まって見える。汚れが目立ちにくい | シックにまとめたい人 |
| ピンク・レッド | 元気な印象。女子に人気 | 気分を上げたい人 |
| 蛍光色 | とにかく目立つ。視認性が高い | 動くガットを見て調整したい人 |
「一番人気は何色?」とよく聞かれますが、年や流行で変わります。近年は黄色や水色などの明るい色がよく選ばれています。
色で選ぶメリット|見やすさと気分
見やすさ
明るい色のガットは、打点やガットの目ズレ(面のズレ)を確認しやすいという利点があります。ラケットのフレーム色やグリップと色を合わせると、見た目もまとまります。
気分・モチベーション
道具の見た目は、練習のやる気に直結します。好きな色を張るだけで、コートに立つのが楽しみになるのは、立派な選ぶ理由です。
性能は色では選ばない
くり返しになりますが、色で飛びやスピンは変わりません。「このモデルの、この色」という選び方が正解です。性能はモデルとテンションで決め、その中で色を選びましょう。
色の規定|蛍光色・縦横の色は大丈夫?
ここが一番の疑問ポイントです。結論は、大会・連盟の要項と、学校・チームの指定を必ず確認することです。
- 蛍光色は禁止?:一律に禁止とは言い切れません。ただし、部活やチームで「白のみ」などの指定がある場合があります。公式大会での扱いは要項で確認してください
- 縦と横で色を変えてOK?:ガットによっては2色のモデルもあります。使ってよいかは、やはり大会・チームの指定しだいです
- 中学生は無難な色が安心:部活は指定が多いので、迷ったら顧問の先生に確認を
ボール(公認球)は白が基本ですが、ガットの色は基本的に自由度が高めです。それでも、大会や所属の規定が最優先と覚えておきましょう。
中学生のガットの色|まず確認すること
部活の中学生からの質問が特に多いテーマです。次の順で決めると失敗しません。
- 学校・チームの指定を確認(「白のみ」などがあるか)
- 指定がなければ、見やすい明るい色(黄・水色など)か、無難な白
- ラケットやグリップと色の系統をそろえると、まとまって見える
「みんなと違う色にしたい」「おそろいにしたい」という気持ちも大切ですが、まずはルールの確認からです。
色の組み合わせ|ラケット・グリップと合わせる
せっかく色を選ぶなら、ラケットやグリップと色の系統をそろえると、見た目がぐっとまとまります。
| ラケットの色 | 合わせやすいガット色 |
|---|---|
| 赤・ピンク系 | 白、黒、同系の赤 |
| 青・水色系 | 白、水色、黄 |
| 黒・ダーク系 | 白、黄、差し色の赤・青 |
| 派手なカラー | 白か黒でまとめると落ち着く |
迷ったら、白はどんなラケットにも合う万能色です。グリップテープの色と合わせると、統一感が出ます。見た目のモチベーションは、練習を続ける力になります。
縦横で色を変える「2色張り」とは
ガットの中には、縦と横で色が違う「2色張り」を楽しめるモデルや張り方があります。
- 見た目のアクセントになり、個性を出せる
- 縦糸と横糸を見分けやすく、目ズレ(面のズレ)の確認がしやすい
- 色が違うだけで性能は変わらない
ただし、前述のとおり大会・チームの規定で縦横2色が認められるかは事前に確認しましょう。部活では「白のみ」などの指定があることもあります。
色あせ・汚れは気になる?
ガットは使ううちに毛羽立ち、色もくすんできます。これは劣化のサインでもあります。
- 白は汚れが目立ちやすいが、切れる前のサインに気づきやすいとも言える
- 濃い色は汚れが目立ちにくいが、劣化に気づきにくいことがある
色の見た目が変わってきたら、張り替えの時期を考える目安になります。張り替えの時期や料金は、記事末の「あわせて読みたい」も参考にしてください。
よくある質問
Q. ソフトテニスのガットは何色がいいですか?
性能では選ばないので、見やすさ・気分・規定で選びましょう。迷ったら、見やすい黄色や水色、または無難な白がおすすめです。まずは部活やチームの指定を確認してください。
Q. 蛍光色のガットは禁止ですか?
一律に禁止とは言い切れません。ただし、部活やチームで色の指定がある場合があります。公式大会での扱いは、必ず大会要項で確認しましょう。
Q. 縦と横で色が違うガットを使ってもいいですか?
2色のモデルもあり、使えること自体は珍しくありません。ただし、大会やチームの指定しだいです。所属のルールを確認してください。
Q. 色で打球感やスピンは変わりますか?
ほとんど変わりません。打球感やスピンは、ガットの素材・構造・太さ・テンションで決まります。色は性能とは別の軸で選びましょう。
Q. 中学生に人気の色は何ですか?
明るく見やすい黄色や水色がよく選ばれています。ただし、部活の指定が最優先です。指定がなければ、ラケットと色を合わせるとまとまって見えます。
まとめ
- ガットの色で、打球感やパワーなどの性能はほぼ変わらない
- 色を選ぶ意味は、見やすさ・気分・規定にある
- 人気は白・黄色・水色。流行で変わる
- 蛍光色や縦横2色は、大会・チームの規定を必ず確認
- 性能はモデルとテンションで決め、その中で色を選ぶ
次の張り替えでは、「このモデルの、この色」と決めてから張りに行きましょう。性能はそのままに、コートに立つのが少し楽しみになります。

