ヨネックスのソフトテニス用シューズは、公式サイトのシューズ一覧だけで35商品(2026年10月29日確認)。「パワークッション」の名前がついたモデルが並び、どれが自分に合うのか分からないという方は多いはずです。
結論から言うと、選ぶ順番は①コート(GC/AC)→②足の幅(3E/4E)→③プレースタイルと予算です。この記事では、ヨネックス公式の情報をもとに、主要7シリーズの違いと選び方をまとめました。
結論|ヨネックスの主要7シリーズ比較表
価格はヨネックス公式オンラインショップの税込価格(2026年10月29日時点)です。幅は公式の「3E設計」「4Eワイド」などの表記をそのまま載せています。
| シリーズ | 公式の特徴(要約) | 幅 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| エクリプション5 | 高速の切り返し・着地を支えるカーボン | 3E | 20,460円 |
| フュージョンレブ5 | 足を包み込むフィット感 | 3E | 16,940円 |
| アドアクセル | 新設計アウトソールで踏ん張りと滑りを両立 | 3E/4E(ワイド) | 17,600円 |
| ソニケージ | 軽さと着地の安定をバランスよく | 3E/4E(ワイド) | 13,750円 |
| エアラスダッシュ5 | 「ヨネックス最軽量モデル」(約260g) | 3E/4E(ワイド) | 17,050円 |
| コンフォートワイドダイヤル5 | ダイヤルで締める幅広モデル | 4E | 22,000円 |
| プロムーブクラシック | 手ごろな入門モデル | 3E | 9,020円 |
表から分かるポイントは3つです。
- 4Eを選べるのは4シリーズ(アドアクセル・ソニケージ・エアラスダッシュ5のワイド、コンフォートワイドダイヤル5)
- 価格差は最大12,980円。最も手ごろなのはプロムーブクラシック(9,020円)、最も高いのはコンフォートワイドダイヤル5(22,000円)
- 重さを公式で公表しているのはエアラスダッシュ5だけです(26.0cmで約260g、ワイドは約265g)。ほかのモデルは公式に記載がないため、店頭で持ち比べるのが確実です
まず知っておきたい「パワークッション」とソールの記号
パワークッションとパワークッションプラス
ヨネックスのシューズの名前にある「パワークッション」は、衝撃吸収と反発を両立させる独自のクッション素材です。上位の「パワークッションプラス」について、公式は一般的なEVA素材と比べて衝撃吸収性が28%、反発性が62%向上と説明しています。
今回の7シリーズでは、プロムーブクラシックだけが「パワークッション」、ほかの6シリーズは「パワークッションプラス」を採用しています。価格差の大きな理由の一つと考えてよいでしょう。
品番の末尾「GC・AC・CC」はコートの種類

| 表記 | 公式の用途 | ソフトテニスでの目安 |
|---|---|---|
| GC | クレー・砂入り人工芝用 | 屋外の土のコート、砂入り人工芝(オムニ) |
| AC | オールコート用 | ハードコートや体育館を含めて幅広く使う |
| CC | カーペット用 | 屋内のカーペットコート |
選ぶ基準は、いちばんよく練習するコートです。練習場所が屋外のクレーや砂入り人工芝ならGC、体育館やハードコートでも履くならACが基本です。
ラウンドソールの数字
公式の説明では、ソール外周の丸みを示す「R5/R7/R10」の数字が大きいほど安定性重視です。ソニケージとエアラスダッシュ5はR7、エクリプション5やアドアクセルなどはR5/R7/R10を組み合わせた設計です。
シリーズ別の特徴

エクリプション5|切り返しの速さと安定を求める人に
公式は「新形状パワークッションプラスが生む高速の切り返し」をうたっています。足とシューズの密着を高めるインナーブーティー構造や、着地を安定させるパワーカーボンを採用しています。
- 価格は7シリーズで2番目に高い20,460円
- 2026年8月下旬(メンGC)〜9月上旬(メンAC・ウィメンAC)に新デザインが発売
こんな人に:ラリーで左右に振られても打ち負けたくない後衛、試合で使う上位モデルを探している人。
フュージョンレブ5|フィット感を重視する人に
足の甲を包み込む「フュージョンウィング」と、つま先から甲へ圧を分散する「フレクションアッパー」が特徴です。ミッドソールには、一般的なEVAより約30%軽いとされる素材「フェザーライトX」を使っています。
こんな人に:シューズの中で足がずれる感覚が苦手な人、ぴったりした履き心地が好きな人。
アドアクセル|コートでの踏ん張りと滑りを両立したい人に
GCモデルには、クレー・砂入り人工芝用の新設計アウトソールを採用。公式は「蹴り出しのグリップ」と「スライドのコントロール」を高めたと説明しています。
- メン(3E)・ウィメン・ワイド(4E)、AC・GCの両方、さらにジュニアまでそろう
- 2026年9月上旬に新色(エスプレッソブラウンほか)が発売
こんな人に:砂入り人工芝で足が流れやすい人、家族やチームで同じシリーズをそろえたい人。
ソニケージ|価格と性能のバランスで選ぶなら
パワークッションプラスとパワーカーボンを採用しながら、13,750円と手が届きやすい価格です。低反発インソールが入り、ラウンドソールはR7。2026年4月下旬には新デザインが出ています。
- 大人用で唯一、GC・ACに加えてCC(カーペット用)もそろうシリーズ
- メン(3E)・ウィメン・ワイド(4E)から選べる
こんな人に:部活で毎日履く中高生、初めてヨネックスの上位素材を試したい人。
エアラスダッシュ5|とにかく軽さを優先する人に
公式が「ヨネックス最軽量モデル」と紹介するスピード系です。母指球までつながるカーボンで、鋭い蹴り出しを狙っています。
- 重さは26.0cmで約260g(ワイドは約265g)
- ソフトテニスの公式一覧に載っているのはGCとワイドGC
こんな人に:前に出てボレーやスマッシュをする前衛、一歩目の速さを上げたい人。
コンフォートワイドダイヤル5|幅広の足で、ひも結びが面倒な人に
BOAフィットシステムを採用し、ダイヤルを回すだけで締め具合を調整できます。幅は4Eワイドです。
こんな人に:幅広・甲高の足の人、練習の合間にすばやく締め直したい人。7シリーズで最も高い22,000円なので、予算と相談しましょう。
プロムーブクラシック|部活1年目の最初の一足に
9,020円と7シリーズで最も手ごろなモデルです。アッパーは人工皮革で、クッションは「パワークッション」。ラウンドソールやトウアシストシェイプなど、上位モデルと共通の設計も入っています。
こんな人に:ソフトテニスを始めたばかりの中学生、成長期でサイズがすぐ変わる人。
プレースタイル別のおすすめ
ソフトテニスは、前衛と後衛で求められる動きが違います。自分の役割から候補をしぼりましょう。
| プレースタイル | 第一候補 | 次の候補 |
|---|---|---|
| 前衛(ボレー・スマッシュ中心) | エアラスダッシュ5 | アドアクセル |
| 後衛(ストローク中心) | エクリプション5 | アドアクセル |
| オールラウンド(シングルスなど) | アドアクセル | フュージョンレブ5 |
| 初心者・部活1年目 | プロムーブクラシック | ソニケージ |
迷ったときは、今のシューズの不満から考えるのも一つの方法です。
- 「重くて一歩目が遅れる」→ エアラスダッシュ5
- 「砂入り人工芝で足が流れる」→ アドアクセル
- 「足が中で動く」→ フュージョンレブ5
- 「幅がきつい」→ ワイド(4E)モデルかコンフォートワイドダイヤル5
足の幅(3E・4E)とサイズ感の選び方
3Eと4Eの違い
ヨネックスのコート用シューズは、多くが3E設計です。4Eは「ワイド」と名のつくモデルとコンフォートワイドダイヤル5で選べます。
| 幅 | 選べる主なシリーズ |
|---|---|
| 3E | エクリプション5/フュージョンレブ5/アドアクセル/ソニケージ/エアラスダッシュ5/プロムーブクラシック |
| 4E | アドアクセルワイド/ソニケージワイド/エアラスダッシュ5ワイド/コンフォートワイドダイヤル5 |
エクリプション5とフュージョンレブ5には、公式一覧で4Eのワイドモデルが見当たりません(2026年10月29日確認)。幅広の足でこの2シリーズを履きたい場合は、試し履きで確認しましょう。
サイズ選びで失敗しないコツ
- 練習で履く靴下をはいて試す。厚手の靴下だと、同じサイズでもきつく感じます
- かかとを合わせてひもを締め、つま先に少しゆとりがあるかを見る
- 片足だけでなく両足とも履き、その場で左右に踏み込んでみる
- 今のシューズのサイズが合っていたなら、同じヨネックスの3Eから試すと比べやすい
なお、大人用モデルのサイズ展開は、公式オンラインショップの商品ページでは確認できませんでした。欲しいサイズがあるかは販売店で確認してください。
レディース・ジュニアモデル
レディース(ウィメン)
エクリプション5・フュージョンレブ5・アドアクセル・ソニケージには、女性向けの「ウィメン(L)」モデルがあります。たとえばソニケージウィメンGCのサイズは22.0〜26.0cm、価格はメンと同じ13,750円です。大人は、サイズと幅が合えばメン・ウィメンのどちらを選んでも構いません。
ジュニア
| モデル | コート | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アドアクセルジュニア | GC・AC | 9,350円 |
| プロムーブジュニア | GC・AC・CC | 8,470円 |
アドアクセルジュニアGCのサイズは22.0〜25.0cmです。成長期の子どもは、大きすぎるサイズを買わないことが大切です。中で足がずれると、踏ん張りがきかず、マメの原因にもなります。
購入前のチェックポイント

公式オンラインショップでは、多くのモデルが「SOLD OUT」表示でした(2026年10月29日時点)。購入前に、次の3点を確認しましょう。
- 品番の末尾(GC/AC/CC)が、よく使うコートと合っているか
- 幅の表記(3E/4Eワイド)が足に合っているか
- 新色の発売時期と、旧色の在庫。色にこだわらなければ、販売店で旧色が手に入ることもあります
よくある質問
Q. ヨネックスのソフトテニスシューズで人気なのは?
ヨネックスは公式の人気ランキングを出していません。当サイトが大手通販サイトの検索結果を調べたところ(2026年10月)、ソニケージとアドアクセルが多く並んでいました。価格と性能のバランスで選ぶならソニケージ、グリップを重視するならアドアクセルが候補です。
Q. ヨネックスの最新作のソフトテニスシューズはありますか?
2026年は、ソニケージの新デザイン(4月下旬)、エアラスダッシュ5の新デザイン(7月中旬)、エクリプション5・フュージョンレブ5の新デザイン(8月下旬〜9月上旬)、アドアクセルの新色(9月上旬)が発売されています。最新情報は、ヨネックス公式サイトのシューズ一覧で確認しましょう。
Q. ヨネックスで一番軽いシューズは?
公式が「ヨネックス最軽量モデル」としているのは、エアラスダッシュ5です。重さは26.0cmで約260gと公表されています。
Q. 幅広の足におすすめのヨネックスのシューズは?
4Eワイドのアドアクセルワイド、ソニケージワイド、エアラスダッシュ5ワイド、コンフォートワイドダイヤル5があります。予算をおさえるならソニケージワイド(13,750円)が選びやすいでしょう。
Q. GCとACはどちらを買えばいいですか?
いちばんよく練習するコートで決めます。クレーや砂入り人工芝が中心ならGC、ハードコートや体育館でも使うならACです。
まとめ
- 選ぶ順番は、①コート(GC/AC)→②足の幅(3E/4E)→③プレースタイルと予算
- 前衛はエアラスダッシュ5、後衛はエクリプション5、オールラウンドはアドアクセルが第一候補
- 幅広の足なら、ワイド(4E)モデルかコンフォートワイドダイヤル5
- 予算をおさえるなら、ソニケージ(13,750円)かプロムーブクラシック(9,020円)
- 公式で重さを公表しているのはエアラスダッシュ5のみ。ほかは店頭で持ち比べを
まずは、今のシューズの品番の末尾と幅の表記を確認してみてください。次の一足を選ぶ出発点になります。

