「今年のソフトテニスラケットの新作って、結局どれが出たの?」。ショップやSNSで新しいモデル名を見かけても、発売時期や前衛用・後衛用の区別までは追いきれない方も多いはずです。

結論から言うと、2026年に発売された(発売予定を含む)ソフトテニスラケットの新作は、ヨネックス9本・ミズノ7本の計16本です(新色を含む。2026年10月29日時点で、メーカー公式の発表を当サイトで確認できたもの)。

この記事では、16本をメーカー別・発売月順の一覧表にまとめ、価格やスペックの比較、新作を選ぶときの要点、新作にまつわる疑問への答えを紹介します。

2026年の新作ラケットは16本|まず一覧で確認

2026年は、3月・7月・8月・9月・10月に新作が出ています。

発売時期メーカーモデル種類対象
3月上旬ヨネックスボルトレイジ5S/5V/5バーサス新シリーズ中級中心
3月上旬ヨネックスソア新シリーズ入門
7月ミズノデュアルストライク V-10/S-10新シリーズ中上級
7月上旬ヨネックスボルトレイジ8S/8V新製品上級
8月ミズノデュアルストライク V-50/S-50/VS-50新シリーズ初中級
9月中旬ヨネックスボルトレイジ7S/7V/7バーサス(プラチナ)新色中上級
10月ミズノデュアルストライク V-TOUR/S-TOUR新シリーズ上級

※発売時期・対象は各メーカーの公式発表・製品ページの表記にもとづきます。ボルトレイジ7のプラチナは公式ショップの「9月中旬発売」の案内によります(製品一覧は10月29日時点も「発売予定」表記)。エアライドとジオブレイク50は「NEW DESIGN」表記のみで発売時期の記載がないため、含めていません。

数えると、ヨネックスが3+1+2+3=9本、ミズノが2+3+2=7本です。今年のミズノは、新シリーズ「デュアルストライク」を3段階のレベルで続けて出したのが大きな動きでした。

ヨネックスの2026年新作|4シリーズ・9本

ボールと並べて置かれたソフトテニスラケット

ヨネックスは、入門用の新シリーズから上級者向けの新製品、人気モデルの新色まで、幅広く新作を出しました。品番の末尾は、S=ストローク重視(後衛向け)、V=ボレー重視(前衛向け)、バーサス=全ポジション対応です(ヨネックス公式のボルトレイジ特設ページの区分)。

発売時期モデル(品番)ポジション税込価格カラー
3月上旬ボルトレイジ5S(02VR5S)後衛25,300円ジュエルブルー
3月上旬ボルトレイジ5V(02VR5V)前衛25,300円ジュエルブルー
3月上旬ボルトレイジ5バーサス(02VR5VS)オールラウンド25,300円ジュエルブルー
3月上旬ソア(SOAR-1)全ポジション対応18,700円4種のケースから選択
7月上旬ボルトレイジ8S(02VR8S)後衛31,900円バーガンディー
7月上旬ボルトレイジ8V(02VR8V)前衛31,900円バーガンディー
9月中旬ボルトレイジ7S(02VR7S)後衛28,600円プラチナ(新色)
9月中旬ボルトレイジ7V(02VR7V)前衛28,600円プラチナ(新色)
9月中旬ボルトレイジ7バーサス(02VR7VS)オールラウンド28,600円プラチナ(新色)

※税込価格は、ヨネックス公式オンラインショップの表示(2026年10月29日確認)。10月2日の価格改定は、ソフトテニスラケットではドクタースキルとエースゲートが対象で、この9本は含まれていません。

ボルトレイジ5シリーズ|3月上旬に新しくなった中級者向け

新しいボルトレイジ5シリーズは、全スペックで全長を前作より5mm短くし、横糸を1本減らしたと発表されています。振りやすさと、柔らかい打球感を狙った変更です。メインの対象は中級者です。

ソア|3月上旬に登場した入門者向けの新シリーズ

ソアは、入門者向けの全ポジション対応モデルです。ラケットケースを4種類から選べるのが特徴で、ヨネックスは「ソフトテニス初」と案内しています。新入生の最初の1本として、エアライドと並ぶ選択肢になりました。

ボルトレイジ8S/8V|7月上旬発売の上級者向け新製品

ボルトレイジ8S/8Vは、上級者向けの新製品です。新しいシャフト形状「SWELL SHAFT」や、フェイス上部を広げた形状を取り入れたと発表されています。フェイス面積は85平方インチで、今回の新作の中では小さめです。重さの規格は、8SがUL・SL、8VもUL・SLの2種類から選べます(ヨネックスの2026スペック表)。

ボルトレイジ7(プラチナ)|9月中旬の新色

ボルトレイジ7シリーズ(2025年6月中旬に新シリーズとして発売)に、新色プラチナが9月中旬発売として案内されています。性能はそのままで、色を選びたい人向けの新作です。公式ショップは品切れ表示(10月29日確認)のため、在庫は店舗で確認しましょう。

ミズノの2026年新作|デュアルストライク7本

ミズノは2026年、新シリーズ「デュアルストライク」を中上級(10)→初中級(50)→上級(TOUR)の順で発売しました。「SPIN×HOLD」をうたう新しいグロメット(ガットを通す穴の部品)の設計が共通の特徴です。

発売時期モデルポジション税込価格カラー
7月デュアルストライク V-10記載なし※27,500円ライトグレー
7月デュアルストライク S-10記載なし※27,500円ライトグレー
8月デュアルストライク V-50前衛24,200円ホワイト
8月デュアルストライク S-50後衛24,200円ホワイト
8月デュアルストライク VS-50オールラウンド24,200円ホワイト
10月デュアルストライク V-TOUR前衛31,900円アースブラウン
10月デュアルストライク S-TOUR後衛31,900円アースブラウン

※税込価格はミズノの発表時のもの。V-10/S-10の発表ページには前衛・後衛の記載がありません。同じシリーズの50とTOURでは、Vが前衛向け、Sが後衛向けと案内されています。

V-TOUR/S-TOURは限定品

10月発売のV-TOUR/S-TOURは、ミズノテニスプレミアムステーションの限定品です。一般のスポーツ店では手に入らない可能性があるため、購入を考えている方は取扱店を確認しておきましょう。

新作のスペック比較|長さ・バランス・フェイス

ラケットでボールをとらえる瞬間

同じ「新作」でも、長さやバランス(重心の位置)はモデルごとに違います。主なスペックを並べました。

モデル全長バランスフェイス面積
ボルトレイジ5S690mm290mm(UL)/295mm(UXL)90平方インチ
ボルトレイジ5V685mm275mm(UL)/280mm(UXL)90平方インチ
ボルトレイジ5バーサス690mm280mm(UL)/285mm(UXL)90平方インチ
ソア690mm280mm90平方インチ
ボルトレイジ8S690mm290mm85平方インチ
ボルトレイジ8V685mm270mm(UL)/265mm(SL)85平方インチ
ボルトレイジ7S690mm290mm90平方インチ
ボルトレイジ7V685mm270mm90平方インチ
ボルトレイジ7バーサス690mm280mm90平方インチ
デュアルストライク V-10685mm約285mm90平方インチ
デュアルストライク S-10690mm約290mm90平方インチ
デュアルストライク V-50690mm約290mm90平方インチ
デュアルストライク S-50695mm約290mm90平方インチ
デュアルストライク VS-50690mm約290mm(X)90平方インチ
デュアルストライク V-TOUR680mm約280mm(X)90平方インチ
デュアルストライク S-TOUR690mm約290mm(X)85平方インチ

出典:ヨネックス公式オンラインショップ・2026ソフトテニススペック表、ミズノ公式の各発表ページ(2026年10月29日確認)。

多くのシリーズで前衛向け(V)は後衛向け(S)より短く、バランスが手元寄りになっています。手元寄りのバランスは、一般にラケットを素早く操作しやすいとされます。

新作を選ぶときの要点

テニスコートのベンチに置かれたソフトテニスボール

新作かどうかより、自分に合うかどうかが大切です。次の4点で判断しましょう。

  1. ポジションで型を決める:前衛ならV、後衛ならS、両方こなすならバーサス(VS)
  2. レベルで価格帯を決める:入門ならソア、初中級ならボルトレイジ5やデュアルストライク50、上級ならボルトレイジ8やデュアルストライクTOUR
  3. 重さの表記を確認する:ヨネックスはUXL・UL・SLなどの規格で表します(ボルトレイジはUXL=213〜227g、UL=228〜242g、SL=243〜257g。ソアはUXL=216〜230g)。ミズノは平均重量で、デュアルストライクの場合はX=約223g、U=約238gです
  4. 新色か新設計かを見分ける:新色(例:ボルトレイジ7のプラチナ)は性能が同じ。前作を持っているなら、無理に買い替える必要はありません

迷ったら、今使っているラケットと同じポジション・同じレベル帯の新作から試打するのが失敗しにくい選び方です。

新作ラケットの「公認マーク」について

2026年の新作を買うときに知っておきたいのが、ラケットの公認マークの廃止です。

ヨネックスの案内によると、日本ソフトテニス連盟が2026年4月7日に公認マークの廃止を発表しました。これを受けてヨネックスでは、新製品・新デザインは発売時からマークなしで販売し、現行品も6月中旬から順次マークのない仕様に切り替えています。ヨネックスは、マークがなくても公認ラケットであることに変わりはないとしています。

「新作なのにマークがない」と不安になっても、慌てなくて大丈夫です。ヨネックスによると、公認ラケットかどうかは連盟のホームページから確認できるよう案内されます。大会での扱いは、大会要項もあわせて確認しましょう。

よくある質問

Q. ヨネックスのソフトテニスラケットの2026年の新作は?

ボルトレイジ5シリーズ(3月上旬)、ソア(3月上旬)、ボルトレイジ8S/8V(7月上旬)、ボルトレイジ7シリーズの新色プラチナ(9月中旬)の計9本です(2026年10月29日時点)。

Q. ミズノのソフトテニスラケットの2026年の新作は?

新シリーズ「デュアルストライク」の計7本です。V-10/S-10が7月、V-50/S-50/VS-50が8月、V-TOUR/S-TOUR(プレミアムステーション限定)が10月に発売されました。

Q. ソフトテニスラケットの新作は、いつごろ出ますか?

2026年は、3月(新入生の時期)、7〜8月、9〜10月に新作が出ました。2027年の新作については、2026年10月29日時点でヨネックス・ミズノとも公式の発表は確認できていません。発表はメーカー公式のニュースで出るため、気になる方は定期的にチェックしましょう。

Q. ジオブレイクやエアライドの新作は出ましたか?

2026年は、ジオブレイクの新シリーズの発表は公式ニュースで確認できませんでした。製品一覧では、ジオブレイク50(マリン、ライムイエロー)とエアライドに「NEW DESIGN」の表記がありますが、発売時期の記載がないため16本には含めていません。

Q. ゴーセンなど、ほかのメーカーの新作はありますか?

ゴーセンなどの2026年新作は、当サイトの調査では公式情報を確認できませんでした(2026年10月29日時点)。そのため、この記事はヨネックスとミズノの2社に絞っています。

まとめ

  • 2026年のソフトテニスラケットの新作は、ヨネックス9本・ミズノ7本の計16本(新色を含む)
  • ヨネックスはボルトレイジ5・ソア(3月)、ボルトレイジ8(7月)、ボルトレイジ7プラチナ(9月)
  • ミズノは新シリーズデュアルストライクを10(7月)・50(8月)・TOUR(10月)の順で発売。TOURは限定品
  • 選ぶときはポジション→レベル→重さ→新色か新設計かの順で絞る
  • ヨネックスの10月の価格改定は、ソフトテニスラケットではドクタースキル・エースゲートが対象。新製品は公認マークなしで発売されている

まずは一覧表から、自分のポジションとレベルに合う新作を1〜2本選び、ショップで試打してみてください。

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