「ルールブックの最新版はどれ?」「2026年にルールが変わったと聞いたけど、何が変わったの?」と気になっている方は多いはずです。

結論から言うと、最新版は2026年4月1日に改訂された「ソフトテニスルールブック」です。これまでの「ソフトテニスハンドブック」から名前が変わりました。日本ソフトテニス連盟から1冊1,000円で買えます。この記事では、改訂の主な変更点と、ルールブックの買い方をまとめました。

結論|ソフトテニスのルールブック最新版の要点

項目内容
最新版2026年4月1日改訂
名称ソフトテニスルールブック(旧:ソフトテニスハンドブック)
中身競技規則・審判規則・大会運営規則
発行日本ソフトテニス連盟
価格1冊1,000円(1冊だけの注文なら送料なし)
買い方連盟のホームページの注文フォームから申し込み、先払い

ソフトテニスのルールブックとは

ルールブックは、日本ソフトテニス連盟が定めた公式のルールをまとめた本です。大会での判定や審判の動き方は、このルールブックがもとになっています。

中身は大きく3つに分かれます。

規則決めていること
競技規則得点、サーブ、失点になる場合、タイム、棄権・失格など、試合そのもののルール
審判規則審判の役割、判定の区分、コールやサインのしかた
大会運営規則大会の組み合わせ、試合の順番など、大会を運営するためのルール

2026年版で何が変わった? 3つの大きな変化

2026年の改訂では、本の形そのものも見直されました。岩手県ソフトテニス連盟が公開している「改訂についての要点」によると、次のように変わっています。

  1. 名称を「ソフトテニスハンドブック」から「ソフトテニスルールブック」に変更
  2. 競技規則・審判規則・大会運営規則以外の内容は、ホームページへの掲載に変更
  3. 用語の名前を、国際化を考えて見直し

用語の名前の変更

これまで2026年改訂後
ソフトテニスハンドブックソフトテニスルールブック
アンパイヤーアンパイア
レフェリー長チーフレフェリー
採点票スコアシート

部活や大会の資料で、古い名前と新しい名前がまざっていることがあります。どちらも同じものを指していると覚えておきましょう。

2026年改訂|競技規則の主な変更点

クレーコートのネット際に置かれたソフトテニスボール

ここからは、試合に直接関わる競技規則の変更点を見ていきます。改訂の要点にのっている内容を、わかりやすく言いかえて紹介します。

①ネットタッチの条文を1か所にまとめた(第37条)

これまで状況によって別の条文に分かれていた「ネットタッチ」の決まりを、1つの条文にまとめました。

  • ラケットが手から離れてネットに触れた場合も含む
  • 落ちていた帽子やタオルを、手・足・ラケットで押しやってネットに触れた場合も含む
  • ただし、打球のいきおいでラケットや体がネットを越えた場合などは除く

また、空振りしてラケットがネットを越えた場合や、相手の打球や風でネットがふくらんで体に触れた場合の扱いは、条文から「解説」に移されました。

②ドリブルとキャリーを別々の号に分けた(第37条)

1つの号に2つのコールが入っていたものを、次のように分けました。

  • ボールがラケットに2度以上当たった場合=ドリブル
  • ボールがラケットの上で止まった場合=キャリー

③インターフェアの条文をはっきりさせた(第32条)

サーブがワンバウンドしたあと、ツーバウンドする前に、レシーブする人のパートナーの体やラケットに触れた場合はインターフェアです。

サーブが直接パートナーに触れた場合は「ダイレクト」となり、区別するために「ワンバウンド後」という言葉が加えられました。

④試合前の練習中でもタイムが取れる(第39条)

試合開始前の練習中に体を痛めた場合でも、「タイム」が取れるようになりました。

⑤ヒートルールを暑さ指数の基準に合わせた(第46条)

  • 会場の暑さ指数(WBGT)が原則31以上
  • ファイナルゲームになった場合、その前に3分間の休憩ができる
  • 休憩はテニスコート内(審判の目が届く範囲)で行う

暑さ指数の計測器が広まったことから、環境省の「熱中症予防情報サイト」の基準に合わせたと説明されています。

⑥判定への質問ができる期限を明確にした(解説16)

判定についての質問は、次のポイントに入ると、できなくなります。「次のポイントの始まり」は、サーバーがサービスをしようとして手からボールを放した瞬間です。

ただし、カウントのまちがいは例外です。

  • ポイントカウントのまちがい:そのゲーム中なら質問できる
  • ゲームカウントのまちがい:その試合中なら質問できる

⑦棄権・失格・遅刻の扱い

  • 棄権の場合のコールを、理由ごとにはっきりさせた(第41条)
  • 失格のコールを修正した(第44条)
  • コートに来ない選手への警告(5分ごとに1回、3回で失格)について、団体戦では第1対戦のみに与えられることを明確にした(解説17)

⑧ルールにない事態が起きたとき(第48条)

ルールに定めのない事態が事前に予想される場合は、まだ審判がいないため、競技委員長とレフェリーが決めることになりました。

審判規則・大会運営規則の主な変更点

テニスコートの審判台とネット

審判規則

  • ベースラインは正審の判定区分に(線審を置く場合は線審)。正審1人・副審1人が原則であることに合わせた(第8条)
  • 違反をしたプレーヤーを、片手で「指して」ではなく「示して」コールする表現に変更(第11条)
  • 再判定は、両者を審判台のところに呼んで正審から伝える。審判がうなずく程度では再判定とみなさない(第14条)

大会運営規則

  • リーグ戦の試合の順番を見直し、最上位の「1」が下位から順に当たるようにした(第14条)

審判をする機会が多い中学生や高校生は、判定区分とサインの変更を特に確認しておきましょう。

ルールブックの買い方

ルールブックは、日本ソフトテニス連盟のホームページから注文できます。連盟の「出版物のご購入について」のページによると、手順は次のとおりです。

  1. 連盟のホームページにある「各種出版物注文フォーム」で、出版物名と冊数を入力
  2. 出版物代金と送料の合計を計算して、先払い(郵便振替または銀行振込。振込手数料は自己負担)
  3. 入金の確認後に発送

価格と送料

出版物1冊の価格
ルールブック1,000円
ジュニア審判マニュアル500円
スコアシート(50枚つづり)200円
オーダー票(50枚つづり)100円
注文の内容送料
ルールブック1冊のみなし
合計5冊以下一律100円
合計6冊以上一律300円

連盟は、発送までに時間がかかることがあるため、必要な時期が決まっている場合は早めに注文するよう案内しています。部でまとめて買うなら、大会シーズンの前に注文しておくと安心です。

部活でルールブックを活用するコツ

コートに並べて置かれたソフトテニスのラケット
  • 部に1冊置いて、迷ったときにすぐ確認できるようにする
  • 審判をする部員は、審判規則(判定区分・サイン・コール)を中心に読む
  • 中学生には、500円のジュニア審判マニュアルもあわせて使うとわかりやすい

よくある質問(FAQ)

Q. ソフトテニスのルールブックの最新版はどれですか?

2026年4月1日に改訂された「ソフトテニスルールブック」です。これまでの「ソフトテニスハンドブック」から名前が変わりました。

Q. ルールブックはどこで買えますか?

日本ソフトテニス連盟のホームページにある注文フォームから申し込めます。代金は先払いで、郵便振替か銀行振込で支払います。

Q. ルールブックの値段はいくらですか?

1冊1,000円です。ルールブック1冊だけの注文なら送料はかかりません。

Q. 2026年のルール改正で、試合の進め方は大きく変わりましたか?

点数の数え方など基本の進め方は変わっていません。主な変更は、ネットタッチやドリブル・キャリーの条文の整理、判定への質問の期限、ヒートルールの基準などです。

Q. 古いハンドブックは使えますか?

条文の番号や表現が変わっている部分があるため、大会や審判で使うなら最新のルールブックで確認しましょう。

まとめ

  • 最新版は2026年4月1日改訂の「ソフトテニスルールブック」(旧ハンドブック)
  • 中身は競技規則・審判規則・大会運営規則の3つ。それ以外はホームページに掲載
  • アンパイヤー→アンパイア、採点票→スコアシートなど、用語の名前も変更
  • ネットタッチ・ドリブル/キャリー・質問の期限・ヒートルール(WBGT31以上で3分休憩)などが見直された
  • 日本ソフトテニス連盟から1冊1,000円で買える(1冊だけなら送料なし)

まずは部や家に1冊用意して、自分がよく関わる条文(審判ならサインとコール)から読んでみてください。ルールがわかると、試合中の迷いがぐっと減ります。

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