「ピックルボールの大会はいつどこである?」「初心者でも出られる?」という疑問に、結論からお答えします。国内の主な大会は、統括団体Pickleball Japan(PJ)の公式サイトにまとまっています。大会はレベル別・年齢別のカテゴリーに分かれているので、初心者にも出場のチャンスがあります。2026年の大会日程、出場の流れと費用、日本ランキングと日本代表、海外の主要大会を、主催者の公式発表をもとに整理します。
※この記事の情報は2026年10月20日時点のものです。日程や要項は変わることがあるので、申し込む前に主催者の公式サイトで確認してください。
2026年の主なピックルボール大会(国内)
これから開かれる大会(2026年10月20日時点)
Pickleball Japanの大会一覧などに掲載されている、10月20日以降の大会です。
| 開催日 | 大会名 | 会場 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 10月22日〜25日 | 大阪オープン2026 | 江坂テニスセンター(大阪府吹田市) | PJ後援 |
| 10月24日 | UTR Pickleball Japan Tour 2026 Vol.12 | 吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市) | PJ後援 |
| 11月21日〜23日 | PJ TOP TOUR 2026 T8 OARAI | 大洗町ビーチテニスクラブ(茨城県) | PJ主催 |
| 12月5日〜6日 | PJ沼津オープン2026 | 香陵アリーナ(静岡県沼津市) | PJ主催 |
| 12月7日〜9日 | PPA Asia 125 PJ TOKYO Challenger 2026 | 有明テニスの森(東京都江東区) | PJ主催 |
| 12月7日〜11日 | 第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス2026 | 有明テニスの森(東京都江東区) | PJ主催 |
| 2027年1月9日〜11日 | PJ TOP TOUR T9 宮崎 | 宮崎県 | PJ公認(開催予定) |
※出典:Pickleball Japan公式サイト「大会一覧」、各大会の公式案内(2026年10月20日確認)。
2026年にすでに開かれた主な大会
| 開催時期 | 大会名 | 会場 |
|---|---|---|
| 2026年2〜3月 | APP JAPAN SKECHERS OPEN 2026 | 三重県津市 |
| 7月10日〜12日 | KINTO Utsunomiya APP Asia Qualifier 2026(ワールドカップ日本代表の選考大会) | 日環アリーナ栃木(宇都宮市) |
| 9月18日〜20日 | THE SUPER SPORTS XEBIO APP ASIA Qualifier Series SENDAI 2026 | 元山製作所 青葉アリーナ仙台 |
| 10月11日〜14日 | 第2回 PJL バーガーキング® カップ | 有明テニスの森 |
なお、PJの大会一覧に「全日本選手権」という名称の大会は見当たりません(2026年10月20日時点)。
国内の大会の種類|主催・公認・後援

PJの公式サイトでは、大会が「PJ主催」「公認」「後援」に分けて掲載されています。
| 区分 | どんな大会か | 例 |
|---|---|---|
| PJ主催 | PJ自身が主催する大会 | チャンピオンシップス、TOP TOUR、沼津オープン |
| 公認 | PJが公認した大会 | PJ TOP TOUR T9 宮崎 |
| 後援 | 地域団体や企業の大会をPJが後援 | 大阪オープン、UTRツアー |
このほか、都道府県の協会や民間施設が開く地域の大会・交流戦には、「初心者限定」「個人参加」など気軽に出られるものもあります。
12月の「チャンピオンシップス」は国内最大級
第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス2026は、12月7日〜11日の5日間、有明テニスの森(インドア・アウトドア計60面)で開かれます。募集人員は2,000人、賞金・賞品総額は1,500万円以上と発表されています。
プロ部門は、同時開催のPPA Asia 125 PJ TOKYO Challenger 2026です。米国のプロツアー「PPA」のアジアシリーズの大会で、このグレードは日本初開催。世界トップ選手のベン・ジョンズ選手とアナ・ブライト選手の初来日が告知されており、男子ダブルスにはソフトテニス出身の船水雄太選手がベン・ジョンズ選手とペアで出場予定と発表されています。
初心者でも出られる?レベル別・年齢別のカテゴリー
初心者でも出られる大会はあります。 多くの大会が実力(レベル)と年齢でカテゴリーを分けているためです。
レベル別|DUPRや自己申告のスキルレーティング
レベル分けによく使われるのがDUPR(デュプル)です。試合結果から実力を数値化する世界共通のレーティングで、2.000〜8.000で表されます。始めたばかりの人は「NR(未評価)」からです。
12月のチャンピオンシップスでは、USA Pickleballの基準を参考にした自己申告のスキルレーティングで区分されます。
| レーティング | 目安(大会公式の説明を要約) |
|---|---|
| 2.5 | ラリーを始めたばかり |
| 3.0 | 中くらいの速さのフォアは打てるが、バックハンドが不安定 |
| 3.5 | ショットが安定し、短いラリーが続く |
| 4.0 | 深いショットを安定して打て、ディンクやリセットを理解している |
| 4.5 | 戦術を理解し、試合を組み立てられる |
| 5.0+ | あらゆるショットを高い精度で打てる |
出場できるのは「希望ディビジョンの数値+0.5未満」の選手で、3.0のカテゴリーなら3.499までです。実力より下のカテゴリーへの出場は避けましょう。
ほかにも、PJ沼津オープン2026にはDUPR3.5未満の区分、大阪オープン2026にはDUPR2.5以上から始まるSkill区分があります。初めての方は、こうした低めの区分を選ぶと試合になりやすいでしょう。
年齢別|19+・35+・50+、ジュニア
年齢のカテゴリーは19+(19歳以上)・35+・50+が基本です。チャンピオンシップスには60+や18U(18歳以下)もあり、年齢は2026年12月31日時点で判定します。シニアは同世代と対戦できるので始めやすいです。
試合形式|1試合11点が中心
アマチュアのカテゴリーは、リーグ戦(総当たり)で11点1ゲームが中心です。PJ TOP TOUR T8では、リーグ戦の上位が決勝トーナメントに進み、決勝だけ15点で行います。1回戦負けで終わりになりにくく、初めてでも複数の試合を経験できます。
大会に出るには|エントリーの流れと費用

PJ主催・後援の大会に出るまでの流れは、次の4ステップです。
- PJの個人会員に登録する:一般(19歳以上)4,000円、U19は2,500円(税込・年額)。登録日から1年間有効で、会員番号の付与に1〜2日かかります
- DUPRのアカウントを作る:TOP TOURや沼津オープンでは、DUPRの取得と大会システム「Tournated」との連携が参加条件です
- 大会ページからエントリーする:先着順が多く、支払いはクレジットカードのみの大会が多いです
- ドロー(組み合わせ)を確認する:大会システム上で発表されます
参加費の目安
| 大会 | 参加費(公式発表) |
|---|---|
| PJ沼津オープン2026 | シングルス9,000円、ダブルス16,000円(ペア・税込)+システム利用料など |
| 大阪オープン2026 | 登録料3,000円(税込)+エントリー費 一般7,000円/PRO10,000円 |
| 第3回 PJチャンピオンシップス2026 | 登録料12,000円(1人・記念Tシャツ付き)+ブラケット料 Skill 6,000円/Open 16,000円(ペア・税別) |
※PJの会費は別に必要です。
申し込み前に確認したいこと
- 締切とキャンセル期限:TOP TOUR T8は11月13日、沼津オープンは11月20日まで。期限後のキャンセルは返金されません
- 1日1種目の制限:TOP TOUR T8は1日1カテゴリーまで
- 未成年の参加:18歳未満は保護者(親権者)の同意書が必要な大会があります
- ペア探し:チャンピオンシップスには、ペアが決まっていない人向けのマッチング申し込みがあります
大会の持ち物|パドルは「認証品」か確認を

| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| パドル | USA Pickleball(USAP)またはUPAの認証パドルが条件の大会が多い |
| シューズ | インドア・アウトドアなど会場のコートに合ったもの |
| アイウェア | 目のけが防止に着用を推奨する大会あり |
| 飲み物・タオル・着替え | 1日に何試合もするので多めに。屋外は体温調節できる上着も |
| DUPRアカウント・会員番号 | スマホで確認できるようにしておく |
ボールは大会側が指定します。TOP TOUR T8と大阪オープン2026の使用球はFranklin X-40です。審判はセルフジャッジ(選手どうしで判定)が多く、決勝などでは審判がつくこともあります。
ピックルボールの日本ランキング
PJは「ピックルボールジャパンランキング」を月ごとに公開しています。最新は2026年10月度(10月17日公開)です。
ランキングはシングルス・ダブルス・混合ダブルスの男女別、19+・35+・50+の年代別で、選手名でも検索できます。
ポイントの計算方法は公式ページに載っていませんが、大会要項に扱いが書かれていることがあり、PJ TOP TOUR T8では「プロカテゴリーは通常の2倍のポイント」とされています。なお、プロカテゴリーに出るための「プロ選手登録」は2026年3月に廃止されました。
ピックルボールの日本代表|選考方法とワールドカップ2026
日本代表の選び方
PJによると、日本代表は強化委員会の推薦を経て理事会で決定します。選考で見るのは次の3つです。
- 対象年度の日本ランキング上位者
- 代表選考会の成績
- 国際大会(アジア選手権・世界選手権)の実績
ワールドカップ2026の日本代表
2026年の主な派遣大会はPickleball World Cup 2026です。8月30日〜9月6日にベトナムのダナンで、80カ国・地域以上から約4,000人が参加する予定と発表されていました。国別対抗戦と個人戦があり、日本代表の選考には7月の宇都宮大会の結果を反映したランキングなどが使われました。
PJの公式サイトに掲載されている日本代表は、男子7名・女子6名の計13名です。
| 区分 | 選手(公式サイトの表記) |
|---|---|
| 男子 | Nasa Hatakeyama(主将)、Kento Tamaki、Rikuto Kurosawa、Taichi Makino、Takumi Matsuda、Yuki Sugiyama、Yuta Yoshida |
| 女子 | Mahiro Fukuhara(主将)、Hinano Fukunaga、Kei Sawaki、Miyu Hazawa、Reiri Noguchi、Rika Fujiwara |
※出典:Pickleball Japan「PICKLEBALL WORLD CUP 2026 日本代表」ページ(2026年10月20日確認)。公式発表はローマ字表記のみのため、そのまま掲載しています。大会での成績は公式サイトでは確認できませんでした。
海外の主な大会・世界大会

| 大会・ツアー | 特徴 | 2026年の主な日程(公式発表) |
|---|---|---|
| PPA Tour | 米国発のプロツアー。Major・Cup・Open・Challengerなどのグレードがあり、アジアや欧州でも開催 | 【今後】Opendoor Pickleball World Championships(11月2日〜8日・米テキサス州)、PPA Asia 125 PJ TOKYO Challenger(12月7日〜9日・東京) |
| MLP(メジャーリーグ・ピックルボール) | 男女混合のチーム戦で争うプロリーグ | 【終了】5月にダラスで開幕し、8月28日〜30日のニューヨークでのファイナルで閉幕 |
| APP | 国際プロツアー。アジアツアーはアジアの統括団体が公認 | 【終了】日本では津・宇都宮・仙台で開催 |
| Pickleball World Cup | 国別対抗戦と個人戦の世界大会 | 【終了】8〜9月にベトナム・ダナンで開催 |
※出典:PPA Tour公式スケジュール、MLP公式サイト、APP公式サイト、Pickleball Japanの発表(2026年10月20日確認)。
世界トップのプレーを国内で見られる機会は少ないので、12月の有明は観戦目的で訪れるのもよいでしょう。
よくある質問(FAQ)
Q. ピックルボールの大会は初心者でも参加できますか?
参加できます。多くの大会はレベル別・年齢別にカテゴリーが分かれていて、DUPR3.5未満などの区分もあります。まずは施設や地域の初心者向け大会から始めるのもおすすめです。
Q. ピックルボールの大会に参加するにはいくらかかりますか?
大会によって違います。PJ沼津オープン2026はシングルス9,000円・ダブルス16,000円(ペア)です。PJ主催大会には別にPJの会費(一般4,000円/年)が必要です。
Q. 2026年のピックルボールの大きな大会はいつですか?
国内最大級の「第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス2026」が、12月7日〜11日に東京・有明テニスの森で開かれます。プロ部門は、日本で初めて開かれるPPA Asia 125として行われます。
Q. ピックルボールの日本代表はどうやって選ばれますか?
日本ランキング、代表選考会の成績、アジア選手権・世界選手権などの実績をもとに、強化委員会の推薦を経てPickleball Japanの理事会が決定します。
Q. ピックルボールの大会日程はどこで確認できますか?
Pickleball Japan公式サイトの「大会一覧」が基本です。地域の大会は、都道府県の協会や各ピックルボール施設のサイトでも案内されています。
まとめ
- 国内の主な大会はPickleball Japan公式サイトの「大会一覧」で確認できる
- 2026年の目玉は12月7日〜11日の「PJピックルボールチャンピオンシップス」(有明)。プロ部門は日本初のPPA Asia 125
- 大会はレベル別(DUPR・自己申告)と年齢別(19+・35+・50+など)に分かれ、初心者でも出られる
- 出場にはPJ会員登録とDUPRアカウントが必要な大会が多い。パドルは認証品か確認を
- 日本代表はランキング・選考会・国際大会の実績で選ばれ、2026年のワールドカップには13名が選ばれた
出てみたい大会が見つかったら、主催者の公式サイトで最新の要項と締切を確認してから申し込みましょう。

