「全日本高校選抜ソフトテニスの2027年大会はいつ、どこで開かれるの?」「選抜にはどうすれば出られるの?」。春の全国大会を目指す高校生や、その保護者・ファンの方に向けて、大会の基本をまとめました。

結論から言うと、2027年大会(第52回)は2027年3月28日(日)〜30日(火)、愛知県名古屋市のクロコくんホール(旧 日本ガイシホール)で開かれる予定です。この記事では、出場校の決まり方、団体戦の試合形式、2026年の結果、近年の優勝校、速報の見方まで順に解説します。

結論|全日本高校選抜ソフトテニス2027の基本情報

項目内容
正式名称第52回全日本高等学校選抜ソフトテニス大会
日程2027年3月28日(日)〜30日(火)
会場クロコくんホール(旧 日本ガイシホール)/愛知県名古屋市南区
主催全国高等学校体育連盟ソフトテニス専門部
種目男女の団体戦のみ
出場校数2027年は未発表(2021年以降は毎回、男女各36校)
出場できる学年1・2年生(新チーム)

日程は日本ソフトテニス連盟の大会情報、会場は愛知県高体連ソフトテニス専門部の大会予定で確認しました。情報はいずれも2026年10月28日時点のものです。

全日本高校選抜ソフトテニスとは

屋内会場で大会の開会式に整列する選手たち(イメージ)

全日本高校選抜は、高校ソフトテニスの春の団体日本一を決める大会です。正式名称は「全日本高等学校選抜ソフトテニス大会」で、全国高等学校体育連盟(高体連)のソフトテニス専門部が主催しています。

第1回は1976年春(昭和50年度)で、2027年が第52回です。2020年の第45回は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。2021年以降は名古屋市での開催が続き、第50回の2025年だけは和歌山市で開かれています。

インターハイとの違い

夏のインターハイとのいちばんの違いは、個人戦がなく団体戦だけという点です。もう一つは、出場するのが秋に始動した新チーム(1・2年生)であることです。

全日本高校選抜インターハイ
時期3月下旬7月下旬〜8月
種目団体戦のみ団体戦・個人戦
主な学年1・2年生(新チーム)3年生が中心
予選の時期秋〜冬(新人戦の時期)春〜初夏(県総体など)

インターハイで3年生が引退したあと、新チームが最初に目指す全国大会が選抜です。夏の結果と顔ぶれが大きく変わるのも、この大会の面白さです。

硬式テニスの「全国選抜」とは別の大会

検索するときに混同しやすいのが、硬式テニスの「全国選抜高校テニス大会」です。こちらは2026年の第48回が3月に福岡市の博多の森で開かれた別の大会で、団体戦と個人戦があります。ソフトテニスの情報を探すときは「ソフトテニス」「名古屋」を一緒に入れると見分けやすくなります。

2027年大会の日程・会場・アクセス

試合前の静かな屋内アリーナのコート(イメージ)

日程は3月28日〜30日の3日間

第52回大会は、2027年3月28日(日)から30日(火)までの3日間です。日本ソフトテニス連盟の大会情報に、開催地・愛知県名古屋市とあわせて掲載されています。

各日の試合の進み方は、2026年10月28日時点で未発表です。前回の第51回では、全国高体連ソフトテニス専門部のサイトに大会の約6週間前(2026年2月15日)に組み合わせと進行表が載りました。そのときの流れは次のとおりです。

日第51回(2026年)の進行
1日目9時に開会式、9時30分に試合開始
2日目9時20分に試合開始
3日目(最終日)9時20分に試合開始。決勝まで行う

2027年も同じ進行になるとは限らないため、進行表が公開されたら確認しましょう。

会場はクロコくんホール(旧 日本ガイシホール)

会場は、名古屋市総合体育館のクロコくんホールです。ネーミングライツの変更により、2026年4月1日から「日本ガイシホール」は「クロコくんホール」、施設全体の愛称は「NGKスポーツプラザ」になりました。

第51回(2026年)も、この体育館のメインホール(当時の日本ガイシホール)とサブホールを使って行われました。過去の大会資料で「日本ガイシホール」「日本ガイシスポーツプラザ」と書かれていても、同じ施設を指しています。

アクセスと観戦

項目内容
所在地愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1-16
最寄り駅JR東海道本線「笠寺駅」から徒歩約5分
観戦の入場料・入場方法2027年分は未発表

第51回の進行表には、観客の入場は8時45分から2階南玄関ホールと書かれていました。入場料についての記載はありませんでした。2027年の観戦方法は、大会前に公開される進行表や案内で確かめてください。

春休みの名古屋は移動が混みやすい時期です。保護者やOBが応援に行く場合は、宿や電車を早めに押さえておきましょう。

出場校の決まり方|秋〜冬の予選を勝ち抜く

全日本高校選抜に出るには、都道府県の予選と地区の予選を勝ち抜く必要があります。予選は新人戦の時期と重なり、秋から翌年1月ごろにかけて行われます。

県予選から地区予選へ(熊本県の例)

熊本県の2026年度の要項を例に流れを見てみましょう。

  1. 2026年11月7〜8日に、県の選考会(県下大会の学校対抗と兼ねる)を行う
  2. 1位と2位の学校が、九州地区予選会に推薦される
  3. 九州地区予選会の上位校が、全国の選抜に出場する

県の選考会は、1・2年生だけで1校1チーム(男女各1)の大会です。北海道では、旭川支部の予選が2026年9月27〜28日に行われました。愛知県高体連専門部の予定表には、第57回東海高等学校選抜大会(団体)が2027年1月16日に豊橋市総合体育館で載っています。地区によって予選の数や時期が違うため、自分の県の高体連ソフトテニス専門部のサイトで要項を確認してください。

2026年大会の地区別出場校数

2026年大会(第51回)のトーナメント表から、地区ごとの出場校数を数えると次のとおりでした。

地区男子女子
北海道22
東北44
関東66
北信越33
東海44
近畿45
中国33
四国43
九州66
合計3636

男子と女子で、近畿と四国の校数が1校ずつ違います。2027年大会の地区別の出場枠は、2026年10月28日時点で公表されていません。年度や男女で変わる可能性があるため、各地区の予選要項で確認してください。

試合形式|3ペアのダブルスで戦う団体戦

ソフトテニスコートのネットとサービスライン

選抜は団体戦のトーナメントです。1回の対戦はダブルス3試合で、先に2勝した学校が勝ちになります。結果資料のスコアを見ると、各試合は7ゲームマッチ(4ゲーム先取)で行われています。

全国大会の登録人数などの細かな決まりは、出場校向けの連絡として全国高体連ソフトテニス専門部のサイトで案内されます。第51回分は2025年12月5日に掲載されましたが、第52回分は10月28日時点でまだ載っていません。

参考までに、熊本県の県予選の要項では、1チームは監督1人と選手4〜8人の4組編成で、試合には3組が出ます。これは県予選の決まりで、全国大会の規定とは別のものです。

2026年大会の決勝は、男女とも2-1でした。3試合目までもつれる接戦になると、3番手のペアの力が勝負を分けます。「エースペアがいるか」だけでなく、3組目まで同じくらい強いかが団体戦では大切です。

2026年大会(第51回)の結果

2026年3月28〜30日の第51回大会は、次の結果でした。全国高体連ソフトテニス専門部が公開した結果資料で確認しています。

優勝決勝のスコア準優勝
男子高田商(奈良)2-1東北(宮城)
女子東北(宮城)2-1須磨学園(兵庫)

男子の高田商は、2019年以来7年ぶりの選抜優勝です。2022〜2025年は4年続けて決勝で尽誠学園(香川)に敗れており、5年連続の決勝進出でようやく頂点に立ちました。女子の東北は、2024年以来2年ぶりの優勝です。

近年の優勝校一覧(2021〜2026年)

屋内アリーナで開催されるソフトテニス大会の会場全景(イメージ)
年(回)男子 優勝(決勝の相手)女子 優勝(決勝の相手)
2026年(第51回)高田商 2-1 東北東北 2-1 須磨学園
2025年(第50回)尽誠学園 2-1 高田商和歌山信愛 2-1 広島翔洋
2024年(第49回)尽誠学園 2-0 高田商東北 2-0 京都光華
2023年(第48回)尽誠学園 2-1 高田商和歌山信愛 2-1 須磨学園
2022年(第47回)尽誠学園 2-1 高田商東北 2-1 和歌山信愛
2021年(第46回)東北 2-1 三重東北 2-1 中村学園女子

※2020年の第45回は中止。2025年の第50回は和歌山市、それ以外は名古屋市で開催。

この表は、全国高体連ソフトテニス専門部のサイト「栄光の記録」と、愛知県高体連ソフトテニス専門部が掲載した各大会の結果資料で確認しました。

男子は6年間で優勝校が3校、そのうち5大会で高田商が決勝に進んでいます。女子は東北と和歌山信愛の2校だけが優勝しており、2023年からは両校が1年ごとに優勝を分け合っています。

2027年の注目校と観戦・速報の見方

注目校は「選抜とインターハイの上位校」

2027年の出場校は、2026年秋〜冬の予選で決まります。各地区の予選が終わっていないため、10月28日時点で出場校は決まっていません。

予選の結果が出るまでは、2026年の選抜とインターハイの上位校が参考になります。

  • 男子:選抜とインターハイの両方で優勝した高田商、インターハイ準優勝の尽誠学園、選抜準優勝の東北
  • 女子:選抜優勝の東北、インターハイで初優勝し選抜でも準優勝の須磨学園、選抜で優勝を重ねてきた和歌山信愛

ただし、選抜は1・2年生の新チームで戦う大会です。前の年に強かった学校でも、3年生が抜けたあとの戦力は大きく変わります。秋の地区予選の結果を見てから予想するのがおすすめです。

速報・結果の見方

大会期間中や大会後に情報を追うなら、次の順で確認すると確実です。

  1. 全国高体連ソフトテニス専門部のサイト:出場校への連絡、組み合わせ・進行表、大会後の結果資料を掲載(第51回は組み合わせを2月15日、結果を5月13日に掲載)
  2. 日本ソフトテニス連盟の大会ページ:日程と開催地を掲載
  3. ソフトテニス・マガジン:出場校名鑑や大会レポートを掲載

2027年のライブ配信の有無と配信元は、10月28日時点で発表されていません。大会が近づいたら、上の公式サイトで案内を確かめてください。

SNSの速報は早い反面、校名の略し方がばらばらで、誤りが混じることもあります。最終的な結果は、公式の結果資料で確かめましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 全日本高校選抜ソフトテニス2027の会場はどこですか?

愛知県名古屋市南区のクロコくんホール(旧 日本ガイシホール)です。名古屋市総合体育館の中にあり、JR東海道本線の笠寺駅から歩いて約5分です。

Q. 全日本高校選抜ソフトテニス2027の日程はいつですか?

2027年3月28日(日)から30日(火)までの3日間です。2026年の第51回も、同じ3月28日から30日に開かれました。

Q. 全日本高校選抜に個人戦はありますか?

ありません。男女とも団体戦だけの大会です。1回の対戦はダブルス3試合で、先に2勝した学校が勝ちます。

Q. 3年生は全日本高校選抜に出られますか?

出られません。予選の時点で1・2年生の新チームが戦うため、3月の本大会も新チームで出場します。

Q. 2026年の全日本高校選抜の優勝校はどこですか?

男子は高田商(奈良)、女子は東北(宮城)です。決勝はどちらも2-1で、男子は東北を、女子は須磨学園(兵庫)を破りました。

まとめ

  • 2027年大会(第52回)は2027年3月28〜30日、名古屋市のクロコくんホール(旧 日本ガイシホール)で開催予定
  • 主催は全国高体連ソフトテニス専門部。団体戦だけの春の全国大会
  • 出場するのは1・2年生の新チーム。秋〜冬の県予選・地区予選を勝ち抜いた学校が出る
  • 2026年は男女各36校が出場。地区別では関東と九州が6校ずつで、ほかの地区より多かった
  • 2026年の優勝は男子 高田商、女子 東北。近年は尽誠学園・東北・和歌山信愛が優勝を重ねている

選抜を目指す人は、まず自分の県の専門部サイトで予選の日程を確認しましょう。観戦する人は、組み合わせが出たら応援する学校の試合時間をチェックしておくと、当日あわてずにすみます。

あわせて読みたい